Voyage of Life

3人の子育てパパが日常と読書から学んだコト

読書感想文

「かべのむこうになにがある」を読んで(2019年読書感想文課題図書)

「かべのむこうになにがある?」 この本は、ブリッタ・テッケントラップの絵本です。 優しいタッチの絵とともに、とってもシンプルなストーリーで、強いメッセージを読者に投げかけてくるタイプの本で、個人的にはとても好きなタイプです。こちらでも紹介し…

読書感想文の本の選び方〜まずはこれを読め〜2019年版

こんばんは。読書感想文の課題図書を読むことが夏の楽しみの一つになってしまっている、ぐもじんです。 夏休みの宿題の大モノ、読書感想文を終わらせるために重要なのは、まずはさくっと本を選んで、読んでしまうことです。 読書感想文の書き方については、…

「クニマスは生きていた!」を読んで(2018年読書感想文課題図書)

「クニマスは生きていた!」は2018年読書感想文コンクールの小学校5年生、6年生の課題図書になっているものです。 印象に残ったところを少し挙げておきます。 昭和初期の雰囲気がわかる この本は事実に基づいたものであり、資料やデータ、写真を添えながらク…

「がっこうだって どきどきしてる」を読んで(2018年読書感想文課題図書)

「がっこうだって どきどきしてる」は2018年読書感想文コンクールの課題図書にになっているものです。 印象に残ったところを少し挙げておきます。 学校に感情があったなら 主人公は、新しく建てられた学校です。 子供たちはどんな気持ちでやってくるのだろう…

「レイナが島にやってきた!」を読んで(2018年読書感想文課題図書)

「レイナが島にやってきた!」は2018年読書感想文コンクールの小学校3年生、4年生の課題図書にになっているものです。それなりの厚さがある物語です。 印象に残ったところを少し挙げておきます。 契約子供ってなんだ? 都会から島にやってきたレイナには両親…

「森のおくから」を読んで(2018年読書感想文課題図書)

ぐもじんです。 「森のおくから―むかし、カナダであったほんとうのはなし」は2018年読書感想文コンクールの小学校3年生と4年生の課題図書にになっているものです。 絵本に近いものなのですぐに読めますが、シンプルなお話の中なので、そこから何を感じ、何を…

「すごいね!みんなの通学路」を読んで(2018年読書感想文課題図書)

「すごいね!みんなの通学路」は2018年読書感想文コンクールの課題図書になっているものです。 印象に残ったところを少し挙げておきます。 世界は広くていろいろ違う この本では、世界の子どもたちの通学路が写真でリアルに紹介されています。 学校に行くため…

「なずず このっぺ?」を読んで(2018年読書感想文課題図書)

ぐもじんです。 「なずず このっぺ?」は2018年読書感想文コンクールの小学校1年生・2年生向けの課題図書になっているものです。 印象に残ったところを少し挙げておきます。 昆虫語で語りきるという新しい発想 かわいい絵で構成される絵本ですが、なんとセリ…

「きみ、なにがすき?」を読んで(2018年読書感想文課題図書)

こんにちは。ぐもじんです。 「きみ、なにがすき?」は、2018年読書感想文コンクールの小学校低学年の課題図書にになっている本です。 印象に残ったところを少し挙げておきます。 ともだちは何をすれば喜ぶのか? 庭になに作ろうか。 あなぐまは、みんなのこ…

「ルラルさんのだいくしごと」を読んで(2018年読書感想文課題図書)

ぐもじんです。毎日暑いですね! 夏休み応援企画として、ちょくちょく読書感想文の記事をアップしたいと思います。 「ルラルさんのだいくしごと (いとうひろしの本)」は2018年読書感想文コンクールの小学校低学年向けの課題図書に指定されている本です。ほぼ…

グッとくる読書感想文の書き方と2018年課題図書(青少年全国コンクール)

こんにちは。ぐもじんです。 いよいよ夏休みですね! 夏休みの宿題といえば、読書感想文。 自由に選んだ本で書いてももちろんOKですが、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書として選定された本は自分ではなかなか選ばない、学び深いものが多いのも確か…

「月はぼくらの宇宙港」を読んで(2017年読書感想文コンクール課題図書、中学生)

こんにちは、ぐもじんです。読書感想文応援キャンペーンも大詰めです。 今日は「月はぼくらの宇宙港」をざっくり紹介します。 2017年読書感想文コンクールの課題図書(中学校の部)になっているものです。 文の量としては、中学生にふさわしく多めです。 印…

「チキン」を読んで(2017年読書感想文コンクール課題図書)

「チキン」 こんにちは。ぐもじんです。 この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校高学年の部)になっているものです。 高学年にふさわしく、文の量は多めです。 印象に残ったポイントを挙げておきます。 自分の気持ちを正直に伝えることの難し…

「干したから」を読んで(2017年読書感想文コンクール課題図書)

「干したから」 この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校中学年の部)になっているものです。 この本は文の量としては少なく、写真集に近いものなのですぐに読めます。観察力とそこから何を感じられるかが問われる1冊です。 印象に残ったポイ…

「ばあばは、だいじょうぶ」を読んで(2017年読書感想文コンクール課題図書)

「ばあばは、だいじょうぶ」 この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校低学年の部)になっているものです。 この本は文の量としては少なめです。 少し重たいテーマですが、低学年の子どもたちにどういう感想をもたらすのか、とても気になる1冊…

「転んでも大丈夫」を読んで(2017年読書感想文コンクール課題図書)

「転んでも大丈夫」 この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校高学年の部)になっているものです。文の量としては比較的多めです。 印象に残ったポイントを挙げておきます。 28歳までやりたいことがわからなかった 義足を作る技師として、足…

「アランの歯はでっかいぞこわーいぞ」を読んで(2017年読書感想文コンクール課題図書)

「アランの歯はでっかいぞこわーいぞ」 この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校低学年の部)になっているものです。 この本は文の量としては少なめですぐに読めます。 印象に残ったポイントを挙げておきます。 怖い存在でないといけないと思…

「空にむかってともだち宣言」を読んで(2017年読書感想文コンクール課題図書)

「空にむかってともだち宣言」 こんにちは。ぐもじんです。 この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校中学年の部)になっているものです。 文の量としては、わりと多めです。 印象に残ったポイントを挙げておきます。 隣に引っ越してきたミャン…

「なにがあってもずっといっしょ」を読んで(2017年読書感想文コンクール課題図書)

「なにがあってもずっといっしょ」 この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校低学年の部)になっているものです。文の量としては低学年にとってはそこそこあるほうかもしれません。印象に残ったポイントを挙げておきます。 犬にもいろんな気持…

「耳の聞こえないメジャーリーガー ウイリアムホイ」を読んで(2017年読書感想文コンクール課題図書)

「耳の聞こえないメジャーリーガー ウイリアムホイ」 この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校中学年の部)になっているものです。文の量としては少なくてすぐ読めます。印象に残ったポイントを挙げておきます。 耳が聞こえないことに負けない…

「くろねこのどん」を読んで(2017年読書感想文コンクール課題図書)

こんにちは。ぐもじんです。 この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校中学年の部)になっているものです。 文の量としてはそこそこ多いです。 印象に残ったポイントを挙げておきます。 不思議なねこと女の子の交流 女の子と言葉を交わせるくろ…

「すばこ」を読んで(2017年読書感想文課題図書)

この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校低学年の部)になっているものです。 文の量としてはそれほど多くないのであっさり読めるし、おもしろいお話です。 印象に残ったポイントを挙げておきます。 巣箱の起源てそうだったんだ 鳥が大好きだ…

グッとくる読書感想文を簡単に書く方法と課題図書(青少年全国コンクール)2017年版

こんにちは。ぐもじんです。いよいよ夏休みです。恒例の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書が発表されていますね。 全国学校図書館協議会|青少年読書感想文全国コンクール 長いようであっという間の夏休み。 しかし、いつも授業で1日5時間くらい使…

「二日月」を読んで(2016年読書感想文課題図書)

読書感想文応援キャンペーン、ご好評につき、もう少し続けます。 どんな本か(あらすじ) 「二日月」は、2016年の小学校中学年(3年、4年)の読書感想文課題図書に選ばれている本です。 障害を持って生まれきた妹は、母乳をうまく飲めず、なかなか体重が増…

「コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業」はこんな本(2016年読書感想文課題図書)

引き続き、小学生の読書感想文応援フェア実施中です。 どういう本か(あらすじ) 「コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業」は、2016年の読書感想文の小学生中学年向けの課題図書に選ばれている本です。 紙のリサイクルってどういうことか、どういう意味が…

「みずたまのたび」を読んで(2016年読書感想文課題図書)

読書感想文を書こうとする子供たちと親御さんたちの応援記事として、引き続き、課題図書を紹介します。 子供向けの本とはいえ、子供はこの本をどう受け取るのかなと、視点を変えて想像することは、いい刺激になります。 「みずたまのたび」は、小学校低学年…

「ボタンちゃん」を読んで(2016年読書感想文課題図書)

小川洋子さんの「ボタンちゃん」は、とにかく絵がかわいくて、やさしい気持ちになれる本です。2016年の小学校低学年(1.2年生)の課題図書です。 気になったポイントは以下のようなところでした。 モノは使わなくなる モノはいつか使わなくなります。 特…

「ここで土になる」を読んで(2016年読書感想文課題図書)

大西暢夫さんの「ここで土になる」は、 2016年の小学校高学年(5、6年生)向けの課題図書です。 写真を使った絵本という感じで、すぐ読めるので、まずは一度読んでみてほしい本です。 ぐっときたところ、気になったところを挙げます。 大銀杏やお墓を動か…

「木のすきなケイトさん」を読んで(2016年読書感想文課題図書)

「木のすきなケイトさん」は、小学校中学年(3・4年生)向けの課題図書です。 どちらかというと、絵本に近いので、すぐに読めますね。 この本を読んで、グッときたところ、気になったところを挙げてみます。 好きなものを学べばいい ケイトさんは、子供の…

「ひみつのきもちぎんこう」を読んで(2016年読書感想文課題図書)

絵が可愛いくて、ストーリーもわくわくさせてくれて、しかも、読んだ人の行動を考える機会を与えてくれて、とてもいい本だなと思います。 この本は、2016年の小学校低学年向けの課題図書 に指定されている本です。 「きもちぎんこう」というコンセプトが面白…