Voyage of Life

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女性の社会進出が進むと少子化も進むのは本当か?

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■女性の社会進出が進むと少子化も進む?

女性の社会進出が進むと少子化も進むと思うと、日本経済新聞社の調査に回答した働く世代は7割にのぼった。ただ海外では女性の就業率と出生率がともに高い国も多く、「女性が働くと少子化につながるというのは誤解」と指摘する研究者が多い。

2014/1/16の日経新聞によると、上記のとおり、女性の社会進出が進むと少子化も進むと考えている人は、働く世代1000人に調査した結果、70%にのぼったという。

 

昨今、保育園を充実させたりして、働く女性を支えようという政策が動いているのは、少子化の解消(抑制)が大きな目的であろう。

その政策の根っこにある因果関係を、多くの人が否定的に考えているというのは、どういうことなのか?

 

 

確かに、女性が仕事に熱中しすぎたら、婚期を逃したり、家庭の時間がなくなるわけで、単純に考えれば、少子化が進んでしまうという流れも否定できない。

 

頑張って、消費税上げて、保育園などを拡充して、女性の社会進出を促進しても、それって逆効果になりえるということか??

 

と、不安になりつつ、とりあえず記事を続けて読んでみた。

 

■女性の仕事と子育ての両立に必要な5つのこと

そのあとに、「女性の活躍推進と子育てを両立するために最も必要なこと」として、共働きの夫婦が多く選んだ項目として、以下の5つが挙げられていた。

①夫の理解と協力

②産休・育休の拡充

③保育所の拡充

④柔軟な働き方

⑤再就職の支援

 

これで、なんとなく理解したのは、女性の社会進出が進めば少子化が進むと思った人は、仕事と子育てを両立するのが難しいという現状を前提としているのではないだろうかということである。

■仕事と子育ての両立の難しさが少子化を生んでいるということ?

仕事と子育ての両立が難しい場合、次の2とおりのシナリオが考えられる。これらのうち、調査は働く世代を対象にしたものだったので、後者のシナリオをイメージしながら、社会進出が進めば子供が減ると思ったのではないだろうか。

 

①子育てをして、仕事をしていない女性の場合

これら5つがないから、女性が仕事ができない。だから、世帯の収入が上がらない。将来の教育費や生活に不安が残るので、子供を多く産めない。

 

②子育てをしないで、仕事をしている女性の場合

仕事はそこそこ楽しいし、自由なお金でエンジョイしている。子供は欲しい気持ちもあるが、これら5つがないなら、仕事を辞めてまでも、子供を産もうとは思わない。

 

何が言いたい日経新聞の記事だったのかよくわからないが、推測を踏まえると、そういう理解で落ち着いた。

 

ボクの読解力がないだけかもしれないが、「「女性が働くと少子化につながるというのは誤解」と指摘する研究者が多い。」というクダリなどを見ると、やはり、原理的に誤解している人が多いという風に読めてしまう。

 

それよりは、このデータからは、次のような考察にした方がわかりやすかったと思う。

・働くことと子育ての両立が難しいと考えている人がとても多い。

・だから、女性の社会進出が進めば少子化も進んでしまうと思う人が多い。

・その両立に必要なこととして、この5つが重要だ。

・もっと、ここをサポートする必要がある。

 

■少子化改善のために、ボクが個人的に望むこと

ちなみに、最後に、勝手なことを書いて終わりますが、専業主婦の嫁と3人の子供を持つボクとしては、以下を望みます。

①愛情たっぷりに子育てを頑張ってくれている嫁が、時々、自分の時間を少しでも持てるような、一時預かりなどの保育所を充実。

②塾が要らないくらいの公立教育の充実(教育費として心配されるのは塾代)。

あるいは、

③塾などの私学教育に充てられる手厚いクーポン券の配布。

 

あれ、嫁さんは働かないの?っていう、突っ込みが来そうですね。

働かざる者食うべからずと言う感じで、「女性の社会進出」が声高に叫ばれているが、子供をたくさん産んで、家庭で子育てを頑張っている嫁さんも、相当に社会に貢献しているわけで、クタクタになっているわけで、どう考えても、相応の恩恵を受けてよいと思うのですよ。

(そりゃ、働きたいという気持ちもあると思うのですが、今は子育てをしっかりしたいという思いもあるだろうし・・)

このあたりは、以下の記事に詳しく書いています。

働くママを増やさずとも少子化を改善する方法

 

 

子供が一人とか二人とかいる人で、もう一人欲しいけど躊躇している人もたくさんいると思うのです。そういう人が安心して子供を産める環境があれば、少子化もだいぶ改善されると思います。そうしないと将来はますます厳しいと思うのです。

 

もちろん、子供が欲しくてたまらないけれど、なかなか授からない人への手厚い支援も忘れてはなりません。

 

今日は、気になった新聞記事から、つれづれに書いてみました。