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Voyage of Life

日々の読書、子育て、暮らし、仕事から学んだコト

感情は無意識に使っているものだが変えることもできるらしい

アドラー心理学 子育て・教育

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思わずカッとなってしまって、誰かに怒鳴り散らしてしまったということはありませんか?

この「思わず」というところには、無意識だし自分ではどうにもならない話なのだから許してほしいの。。という言い訳の気持ちが隠れていますよね。

そうは言いつつも、コントロールできない感情の爆発は、会社でろくに働いていないオジサンの変な発言に仕事を邪魔されたり、嫁さんから煽られたりすると、やはりたまには出てきてしまうわけで、、なんとかならないものかと感じていました。

 

 

アルフレッド・アドラーは、この「感情」についても、ばっさりと目的論的に言いきっています。

カッときて自分を見失い怒鳴った、のではない。

相手を支配するために「怒り」という感情を創り出して利用したのだ。

 

つまり、怒った表情や態度で相手を威嚇し、自分の言うとおりに相手を操作したい。支配したいという目的で、人は感情を使っているというのです。

例えば、子供は感情でしか大人を支配できない。泣いたり怒ったりすることでなんでも手に入るということを赤ん坊のころから経験してきた子供は、その成功パターンを「性格」として刻み付け、その「性格」を使い続けていくというのです。

しかし、大体の人は、大人になるにしたがって、そんなことをやっていたら、友達がいなくなることを感じるだろうし、人と接する中で感情以外のやり方を身に着けていく。そうして、感情を簡単に使用しなくなっていくのです。

 

怒りなどの感情をコントロールしようとするのは無駄である。感情は「排泄物」なのだ。「排泄物」を操作しても何も変わらないだろう。

感情をどう使っていくかというのは、その人の「ものごとの捉え方・認知の中核を為す基本的信念(これをアドラー氏はライフスタイル=性格と呼んでます)」に依ります。

ライフスタイルとは、別の言葉でいうと、「生き方のクセ」とか、「どのように行動すればうまくいくか、という信念」のことです。

このライフスタイルを変えることで、おのずと感情も変えられるのですが、感情だけを何とかしようと思っても駄目だということです。

 

例えば、子供が宿題などで集中できずだらだらしていたときに、「頑張れないのは怠けているからだ」というライフスタイルを持っていたとしたら、思わずカッとして強い口調で、頑張ることを強要しようとしてしまうかもしれません。

しかし、「子供は子供なりのタイミングがあるのだから、子供に任せたほうがよい」というライフスタイルを持っていれば、カッとすることもなく、子供に冷静に声をかけられるでしょう。

 

この感情のベースにある信念(ライフスタイル)を変えることが大切だし、それはできる。というのがアドラーの理論です。

 

感情は生まれ持った性格などに由来するものであり、どうしようもない。といったフロイトらの思想では、本当に為すすべがないと言う感じですが、アドラーの理論では、「性格(ライフスタイル)」を変えることで、感情も変えられるというのです。

 

これは、すごく力をもらえる理論だと思いませんか?