お盆休みが終わってしまいました。
下記の記事をきっかけにスタートしていた「読書感想文サポート週間」も一休みして、普通の記事も書いていきたいと思います~。
読書感想文のコツ 2014 - Voyage to the Future
さて、今週のお題に関してですが、ボクはお盆には実家に必ず帰ります。
それは3年前からです。
今日は、ボクがお盆に実家に必ず帰省する理由を書いてみたいと思います。
ボクがお盆に実家に必ず帰省する理由
3年前の春に、母が亡くなりました。
くも膜下出血というやつで、突然の出来事でした。
駆け付けたときは救急病院。言葉を交わすことはできませんでした。
それ以来、ボクにとってお盆というものの意味合いが変わりました。
70歳の父は、実家で一人暮らしをしているのですが、「お盆には亡くなった人の魂が帰ってくる」という言い伝えを、そんなことあるわけないとわかりながらも、大事にしています。
しっかりとお盆の飾りつけをし、前もってお寺で塔婆を用意し、13日には玄関先で迎え火をし、墓参りもして、16日は送り火をするのです。(お盆の意味)
そういう気持ちで過ごしていると、亡くなった母との距離は少し近くなるような気がします。
集まってきた家族とともに、昔話をしながらゆったりと過ごす。
そういう、お盆の時間を家族で過ごすために、実家に帰らないってのは、あり得ない選択なのです。
ボクにはふるさとがない?
ボクには実家はあっても、ふるさとという想いはありません。
だから、故郷を持っている奴って、うらやましーというおもうのです。
実家が環境があんまり変わらない都会の住宅地にあるせいかもしれません。
確かに、そこで子供のころを過ごした思い出はたくさんあるのですが、そこに行くだけで心が和んで、リラックスできるよね! というわけではないのです。
父が転勤族だったから、小学生時代の半分は別のところに住んでいたせいかもしれません。
母がもういないから、身をゆだねてぼーっとできる心境にならないのかもしれません。
ふるさととは呼べないかもしれませんが、母の墓参りは癒されます。
一人で参った時は、考えていることをぶつぶつと語りかけます。
そうしているうちに、心が軽くなるし、またやる気も湧いてくるのです。
「あなたのパワースポットはどこですか?」と聞かれたら、「母の墓」と答えるでしょう。
結局、皮肉にも、母が亡くなったことで、母の存在を身近に感じる機会が増えたというか、そんな気がしています。
そして、父と交わす会話が10倍以上は増えました。
母が亡くなったことは、今思い出しても悔やまれるのですが、父のことをよく知ることができたことは、ボクにとっては大きかったです。
ということで、今日は、取り留めもありませんが、お盆明けに感じたことをつれづれに書いてみました~。
さあ、お盆も明けたので、心機一転、頑張っていかなあかんですねー。
功徳はなぜ廻向できるの?―先祖供養・施餓鬼・お盆・彼岸の真意
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