デンマークのオーデンセで開催された音楽コンクール(カール・ニールセン)で、日本人フルート奏者の太田幸江さんが見せたパフォーマンスが話題となっている。
まだ見ていない方は、まずはこの映像をご覧ください。
演奏の途中に何かが頭に止まる。それが眉間のところに止まって、羽をパタパタさせた。
太田さんにとっては、この瞬間、おそらく、何が止まったのかは全くわからなかっただろう。蝶なのか、蛾なのか、もしかしたら、もっと変な虫なのか。
その証拠に、演奏後に振り払うときの反応は、蝶に対するものではないですよね。
しかし、集中を切らさずに、演奏しきった。これは、プロフェッショナルというか、このコンクールに対する思いを感じずにはいられない。
自分に置き換えてみると、たとえば、
大事な仕事をしている途中に、家族の事故の知らせとか、そういう外乱が入ったようなものだ。その状況を知りながら、動じずに、パフォーマンスを発揮できるかというと、なかなかの精神力が必要だろう。
しかし、この事件で、一躍、名前をとどろかせることができたのだから、太田幸江さんは、この蝶に感謝しなければなりませんね。。
ちなみに、これが蝶なのか、蛾なのか、ボクにはわかりません。
うちの娘は、蛾は止まるときに羽を広げると言ってたので、蛾のような気がしますが、たまに羽を立ててるし・・・。まあ、この際それはどうでもいいですかね。
プロフェッショナルとは何か?
それは、どんな状況においても、自分の最高のパフォーマンスを出すという強い気持ちを持つことなのかもしれません。
今日は、いじょうでーす。