今日の日経新聞の1面には、「小渕経済産業大臣が週明けに辞任へ」というもののほかに、公立小中学校の統廃合を促すような指針の見直しについての記事がありました。
今の指針では、小学校は1学年2-3学級、中学校は4-6学級が標準とのことですが、すでに半数の小中学校がこれを下回っているとのことです。
うちの近所では、まだ1学年3学級をキープしていますが、運動会を見に行ったりすると、ああ、もうこんなに生徒の数は減ってしまったのだねと実感しますし、少子化というのは、本当に着実にやってくる問題なのだということをしみじみ感じてしまいます。
確かに、生徒の数が減れば、1つの学校の規模を小さくするか、学校を減らして通学圏を拡げるかのどちらかになります。
生徒数が少なくなることの問題として、人間関係の固定化などが挙げられていますが、結局、費用の合理化の話が大きいのではないでしょうか。
小規模分散よりも、大規模集中の方が、設備や校長先生などの共通費用のコストが合理化できますから。。
これまでの小学校の通学距離の目安は4km(中学校は6km)だったらしいですが、バス通学も視野に入れてこれを拡げるみたいです。
まあ、流れとしてはおかしくないのでしょうが、そもそも少子化はなんとか対策しようとしているものなので現状の流れを受けていま学校を減らしてしまうのかということと、学校教育についての以下のような課題などを考慮の上、総合的に対応を考えてほしいものです。
- 勉強する場として、塾の存在が大きくなっている。
- 知識詰め込みよりも考える力が求められる世の中になってきている。
- 働くママ達を増やそうとしているから、学童の子どもたちが増えている。
今日は、小中学校の統廃合促進のニュースを見て感じたことを書きましたー。