Voyage of Life

3人の子育てパパが日常と読書から学んだコト

今年出会った「人生を変える11冊の本たち」 2014

 

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いよいよ年末も大詰めです。

家の片づけも大切ですが、この時期は1年の振り返りを行う絶好の機会です。

この1年もいろいろ本を読みましたが、ボクの人生に大きく影響を与えてくれた、また、与えていくであろう本をまとめてみました。11冊ありました。

 

 

1.嫌われる勇気

kindleでダウンロードしたその日のうちに、いっきに読破してしまったことを覚えています。

世間でも、この本を皮きりにアルフレッド・アドラーの心理学は今年大注目となりました。

過去や環境、他人に人生の舵をゆだねるのではなく、今ここでの自分の決断が人生を変えていくのだという厳しくも、目が覚めるような考えに触れることができたことは、今後のボクの人生に大きな影響を与え続けることは間違いありません。

嫌われる勇気 <読書メモ> | Voyage of Life

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

2.アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

これまたアドラー本です。

「嫌われる勇気」が物語調だったのに対して、こちらは、アドラーの代表的な言葉と解釈がテンポよく記述されていて、アドラーの教えの理解を深め、読み返すのにとてもよい本です。

特に、「ほめるのではなく感謝を伝えることが大切である」ことなど、子どもたちの教育に関して参考になるところが多かったです。

人生を決めるのは運命ではなく自分自身の考え方である

 

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

 

 

3.報われない人の9つの習慣

 今年の序盤は「報われない」感に包まれていたこともあり、この本の内容はビシビシと心に響きました。

じゃあ、どれだけ自分が努力できていたのか?リスクをとって動けていたのか?というところを考えさせてくれたこの本は、ボクに謙虚になることを思い出させてくれました。


一流の人になるための8つの習慣(「報われない人の9つの習慣」より)

 

報われない人の 9つの習慣 (青春新書プレイブックス)

報われない人の 9つの習慣 (青春新書プレイブックス)

 

 

4.頭に来てもアホとは戦うな!

自分の志を実現していく途中には、たくさんのアホに足を引っ張られることになる。

そんな人にいちいち引っかかって、敵を作って遠回りをしたり、時間を浪費したり、疲れてしまうことはもうやめよう。

「情熱や責任感」と「処世術」はまったく矛盾することのないものであり、「いちいち戦っていくことが情熱や責任」という青臭いスタイルを一蹴させてくれたありがたい本である。

 


「頭に来てもアホとは戦うな!」を読んでわかったボクに欠けていた大切なこと

 

頭に来てもアホとは戦うな!  人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

 

 

5.覚悟の磨き方

何かをきわめたいという強い思いを持てているか?本気で生きれているか?

人生をぼーっとすごさないように、幕末を駆け抜けた吉田松陰の熱い考えが詰まった1冊でした。


後悔しない生き方とはなにか? 「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」

 

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

 

 

6.あたらしい働き方

レバレッジシリーズの著者・本田直之氏の「あたらしい働き方」は、時代をリードするあたらしい会社たちが、いかに魅力的な従業員を獲得し、彼らの想像力を発揮しやすい環境を整えることに苦心しているかということを教えてくれました。

働く環境や企業の文化というのはなかなか変わらないものですが、いろいろなやり方があることを知ることで、自分の働き方についても柔軟に考えられるようになった気がします。例えば、前よりも、エイっと割り切って早く帰ることができたりしてます。 

あたらしい働き方 | Voyage of Life

 

あたらしい働き方

あたらしい働き方

 

 

7.38歳から絶対やっておくべきこと

人材コンサルティング会社のプラネットファイブ社長をされている田中和彦氏のアドバイス本。

「38歳は発明家の年代」「いつでも辞められる存在になって、辞めずに死に物狂いで働く」「38歳で平均点を目指しても、何の意味もありません」「社内でのポジションよりも世の中でのポジションが大事」 など、あまり使い古されていないフレーズがたくさん詰まった刺激的な本でした。世界でも評価されるような成果を意識して行きたいと思ったのを覚えてます(なかなか難しいですが・・)。

38歳から絶対やっておくべきこと | Voyage of Life

 

38歳から絶対やっておくべきこと (Nanaブックス)

38歳から絶対やっておくべきこと (Nanaブックス)

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8.モリー先生との火曜日

めずらしくビジネス書ではない本を読んだので印象深いです。

死ぬということから目を背けずにしっかりと家族や人を大切にしながら生きていきたい。そう思えた本です。


「モリー先生との火曜日」のモリー先生の教え - Voyage to the Future

 

普及版 モリー先生との火曜日

普及版 モリー先生との火曜日

 

 

9.やる気のスイッチ!

何でも急に変えようとせず、「ゆっくり変わっていくことが大事」など、いくつかいいアイデアに出会うことができました。

あなたのやる気を高める20の方法(「やる気のスイッチ!」を読んで)

 

やる気のスイッチ! (Sanctuary books)

やる気のスイッチ! (Sanctuary books)

 

 

10.世界のエリートはなぜ「この基本」を大事にするのか?

ゴールドマン・サックスとか、マッキンゼーとか、ハーバード・ビジネス・スクールとかの人たちも、結局、泥臭い世界の中で、人と人とのコミュニケーションとかを大切にしていることを知ることができました。

できる人はメールのリアクションが早いという話もあり、「メールなんて見切れないよ」という言い訳を使わなくなりました。


世界のエリートはなぜ「この基本」を大事にするのか? - Voyage to the Future

 

世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

 

 

11.人生はワンチャンス!-仕事も遊びも楽しくなる65の方法

写真と名言の好きなボクにとってはたまらない本でした。

「当たり前のことをしっかりとやることの大切さ」など、やっぱり「基本が大切」ということを千利休が言っていたことも知れました。

これも読み返したい本です。

 


「人生はワンチャンス」より/大切なことを思い出させてくれた13の名言

 

人生はワンチャンス!   ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法

人生はワンチャンス! ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法

 

 

まとめ

 個人的にこの1年の序盤は、「なかなか報われないなあ」という気持ちに包まれていました。

そういう中で、アドラー心理学との出会いは、他人の評価や過去に引きずられずに、自分がやるべきこと、他人に貢献することの大切さなどを改めて考えさせてくれました。

そして、基本を大切に、謙虚に努力していくこと、アホにひきずられることなくうまくやることを改めて確認できました。

これまでよりも少し力を抜いて、会社だけでなく世の中で認められることを意識しながら、自分の時間も大切にしてやっていきたいという考えを持てたこの1年は、今後のボクの人生にとって大きな意味を持つことでしょう。

報われない感に包まれたピンチを前向きに乗り越えることができたのは、これらの本と友人と家族のおかげです!ありがとうございます。

 

2015年のベスト本はこちら↓

今年読んで影響を受けた10冊の本 2015 - Voyage of Life