4月も終盤にさしかかってきました。
うちの職場にも新人がやってきたのですが、その不慣れな様子を見ていると、自分の新人だった頃のことを思い出します。16年くらい前のことですが・・
新人の春の頃、とにかく眠かった。
朝起きて、駅まで走り、電車に揺られて、席に着く。そこから定時までの時間がとにかく長かったし、周りからの視線も気になったりする。そして、眠気が襲ってくる。トイレ(大のほう)に入って座ったらホッとした。
そんな頃を思い出しつつ、今日はアラフォー世代の中堅社員から新人の皆さんにに、メッセージを送りたいと思います。
☑️焦ることないよ。
社会人は結構長い。ちまたでは、初めの3年が勝負という話もあります。
それも一理あるのですが、基本を抑え、よい習慣を身につけながら、じっくりと成長していけば、やがては成長が加速し、いい仕事ができるようになれます。
☑️新社会人はこの4つの基本だけはおさえておけ
焦らなくていいけど、新社会人の春に、これだけは大事にするべき、ていうか、これだけやれたらまずはオーケーじゃない?ということを以下に挙げておきます。
1。毎朝ちゃんと出社する
そりゃそうでしょ。ということかもしれませんが、朝ちゃんと起きて会社に来るということだけでも、しんどいことです。
そのうち身体が慣れてあまり苦ではなくなりますが、学生生活に長年浸ってきた身体にはキツイことです。
朝会社に来たというだけで、まずは前に進んでいるのです。
まずは、そこから。
2。「新人らしさ」という期待に応える
周りの人たちは、君に「新人らしさ」というものを求めています。
君がどんなに世の中や人間というものを理解し、あるいは、一級の専門知識を身につけていても、初々しい新人的なふるまいが求められているのです。
だから、変に態度が落ち着いてしまっていたり、謙虚じゃなかったりすると、なんだ今年の新人は面白くないね、みたいなことを言われかねません。
どう思われてもいい。という世界はもちろんあるのですが、やはりそうなると、新人だからといって色々と教えてもらえるチャンスが減ってしまうかもしれない。それは自分の成長にとって損なので、しっかりと「新人らしい」ふるまいをしましょう。
つまり、
元気に、不器用だけど一生懸命に汗をかいてます!
という感じで、謙虚に取り組んでみてください。
3。いろんな人たちと話す機会を大事にする
周りには先輩たちがたくさん働いていることでしょう。
すごい仕事をやってる人、手を抜いている人、変な人など、いろんな人がいますが、それでも新人の皆さんにとっては、社会でどのように過ごすべきかについて、なんらかの手がかりをくれる先生です。
新人本人としては、視線を感じてしまいがちですが、実は周りの人はなかなか忙しくて、新人に話しかける余裕が少ないというのが現実です。
もし、先輩に話しかけられたり、話せるチャンスがあれば、貴重な時間だと思って、そこから得られるものを必死で受け取りましょう。
ホントにいろんな人がいますから、若いうちにいろいろな意見やスタイルに触れることが大切だと思います。
4。同期との関係を深めること
同期との関係は特別なものになります。
10年たっても、やはり同期と過ごすオフの時間は格別ですし、これからもそうでしょう。仕事のつながりによって助けられることも出てくるでしょう。
そういった関係を築くのは、やはり1年目、しかも、いろいろ顔を合わせる機会が多い序盤が大事になるでしょう。
会社に馴染んで、仕事が増えて、結婚して、という風に、だんだんと同期で過ごせるプライベートの時間は減っていきますから、今を大切にしてください。
以上、今日は、まずは基本の4つを挙げてみました。もうすぐ、ゴールデンウィークでひと息つけるので、頑張ってください。