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Voyage of Life

日々の読書、子育て、暮らし、仕事から学んだコト

感情的にならずに生きるための12のヒント

本・読書 アドラー心理学 考え方

 

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あなたは、毎日を、感情的にならずに、機嫌よく生きていますか?

会社では、プレッシャや理不尽な要請に対して、冷静さを保ちつつ仕事をしなければなりません。自分の感情を押し殺し続けている状態で、後輩のふとした気の利かない一言に対して不満が出てくることもあるでしょう。おじさんたちがなんの付加価値も加えずにスルーパスの指示をしてきて現場が混乱した時には、ムカッとくることもあるでしょう。

また、外で溜め込んだ負の感情を背負ったまま家に帰り、安らいでいる中で、子どもたちの兄弟ゲンカが始まったりすると、いいかげんにせいという怒りの感情が吹き出してしまうこともあるでしょう。

(ボクだけだったらゴメンなさい)

 

しかし、不機嫌な人と一緖に過ごしたい人はいません。そういう不機嫌な気持ちは相手や仲間にも感染し、結局自分に跳ね返ってきます。

そして、そういう日常の積み重ねこそが人生ですから、幸せな人生を送りたいならば、「とにかく毎日を機嫌良く過ごす」ということをもっと真剣に考えるべきではないでしょうか。

悪い感情(嫉妬、うらみ、不満、怒り、こび、へつらい等)に支配されず、機嫌よく生きていくためにはどうすればよいか。

少し前の本ですが、精神科医の和田秀樹氏が書いた「「感情の整理」が上手い人下手な人―感情コントロールで自分が変わる」を読み返しつつ、これまでの経験も踏まえて整理し、「感情的にならずに機嫌良く生きていくための12のヒント」を以下にまとめてみました。

 

1.信頼できる仲間・家族と過ごす

人は一人では生きていけません。だから、信頼できる仲間や自分の居場所がなければ、他人に嫌われないようにしようという意識が高くなります。

しかし、他人に合わせることは自分の感情を抑えることになるため、表現できなかった喜怒哀楽の感情は不機嫌の元になってしまいます。

筆者は、文句があればしっかり伝えよう、ケンカしてもいい。それが感情を整えるには大切というようなことを書いてますが、会社のような組織の中でいちいち戦うことは得策ではありません(「頭に来てもアホとは戦うな!」を読んでわかったボクに欠けていた大切なこと)。

 

だから、せめて信頼できる仲間や家族と過ごす時間を少しでも確保して、感情を抑えないといけないような時間を減らし心の状態を整えましょう。

逆に、そういう居場所があるから、他での不機嫌になりそうな状況をスルーできるのかもしれません。

 

そういう気のおけない仲間と出会えてないという場合には、まず、他人に合わせるのではなく、何と言われようとも、ばかにされそうでも、ありのままの自分をさらけ出すところから始めましょう。

そういう自分を受け入れてくれる仲間(もちろん家族)は世界のどこかにいるはずです。それを信じましょう。

そして、そういう仲間と出会うために、とにかく行動して、世界を広げましょう。

それと、会社組織にいるとだんだんマヒしがちなのですが、よい人間関係を育むためには「思いやり」が不可欠です。

思いやりをもつためには、「相手を好きになること」が近道。それには、「その人も精一杯生きている」ことを認める大らかな気持ちが大切と和田秀樹氏は書いています。適度な距離感も大事なのだとか。

2.自分をほどよく好きになる

自分のことが好きでなければ、また、ある程度自分に自信がなければ、軸を失った感じで、他人の評価が気になり、他人に合わせようとして、 自分を押し殺すことになりがちです。そして不機嫌になるのです。

自分を好きになるためには、自分の短所より長所に着目することです。また、上に書いたとおり、信頼できる仲間にありのままの自分で接して、受け容れられていること、居場所があるということが自信につながるのです。

 

ちなみに、過剰な自己愛には注意すべきと筆者は書いています。「自分は正しい」「能力がある」という強い思いは、周囲への不満やうらみの原因になり、悪い感情を生み出すとともに、仲間を失う原因にもなります。謙虚に行きましょう。

3.完全主義を捨てさる

「100点をとらねばならない」とか「こうでなければならない」とか言う思いが強すぎると、たとえ70点でも不満が残ってしまったり、自分を追い込む原因になってしまいます。

70点でもとりあえずはOK、まずはよかったと思えるような思考に切り替えましょう。完全主義を捨て去りましょう。

4.白か黒の2分思考をやめる

 あの人は敵か味方か?と問うても、実際には敵でも味方でもなく、答えに窮してしまうし、そんなことに白黒つけようとしても、しんどくなるだけとのことです。

世の中にはグレーゾーンがたくさんあるし、価値観の分だけ正解があるのです。(正解のない問題に取り組める子供が未来をつくる〜「10歳から身につく問い、考え、表現する力」 

選択肢や考え方の幅を狭くして柔軟性を奪う、このような二分思考はやめましょう。

5.他人に期待しすぎない

他人を信頼することは大切ですが、期待しすぎてはいけません。これは、仕事をして感じてきたことです。

期待が高いと不満が生まれやすいので、過度な期待から入るのではなく、居ないよりは居た方がプラスかどうかを考えてみてください。だいたいの場合、その存在をありがたいと感じられるようになります。

和田さんが書いているように「察してほしい」と甘えるのは言語道断です。せめて、頼んでから考えることにしましょう。

楽に生きるヒントとして「期待値を下げること」が挙げられていますが、これに通ずるものがありますね(楽に生きるための9つのヒント (「ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法(ちきりん著)」より) - Voyage of Life

6. 簡単にうまくいくと思わない 

効率的にうまく話が進むことをイメージすることは、行動力を高めるためには大切なことかもしれません。

しかし、世の中そんなに一発でうまくいくとは限らないので、そんな安易なサクセスストーリーをイメージしながらつまずいてしまうと、イライラした気持ちが湧いてきてしまいます。

また、あまり合理的なものを求めても周りがついてこれません(堀江貴文氏が語る「刑務所に入って唯一変わったこと」)。

うまくいかないかもしれないけれど、まずはやってみて、何かあったらまた考えて、修正しようというくらいで取り組んでいきましょう。

7.裏を深読みしない

誘いを断られた時、自分は嫌われているのではないか?と考えてしまう。また、手伝うよと言われた時、早くやれと言われたのではないか?などと、言葉の裏を深読みしはじめると、最悪の気分になってきます。

精神的につらいときや自信を失ったときには、このような疑心暗鬼が生まれることがありますが、良い感情を生むことはないので、気分を切り替えて、言葉通りを受け取ることにしましょう。 

8.疲労をためない

 疲れが溜まってしまうと、精神的な余裕や忍耐力を失い、不機嫌になりやすくなります。

休養したり、睡眠不足のときは早く眠ったりして、気持ちの余裕を取り戻しましょう。

9.老化に負けず脳を刺激する

「40代後半で脳(前頭葉)が老化し、感情のコントロールが衰えてくる(「「感情の整理」が上手い人下手な人」)」らしいです。相手の気持ちを理解する能力も衰えてくるのだとか。

歳を取るってこういうところはつらいですね。

しかし、刺激を与え続けることで脳の老化を抑制できるらしいです。だから、この点でも常に成長していく気持ちをもって行動していくことが大切なようです。

10.悪い感情は口に出さない。切り替える。

 ふと怒りや不満などの悪い感情に襲われたとき、それを決して口には出さないことが大切です。口に出した時点で、不機嫌な状態が確定してしまうのです。気持ちを切り替える力やさっと謝れる身軽さを身につけましょう。

11.他人の悪口やうわさ話から距離を置く

 他人の悪口やうわさ話を聞いていると、その人のよくない感情が伝染してしまいます。これは、この本にも書いてあるし、よく聞くことですね。

そのような話が始まったら、そっと距離を置くようにしましょう。

12.まずは笑う

楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。(ウィリアム・ジェームズ) 

最後にふと、この言葉を思い出しました。

機嫌良く生きるためには、「まず笑う」ということも大事なのではないかと思います。

 

以上、アドラー心理学の知識やボクの経験、解釈も踏まえて、12個挙げてみましたが、今回参考にした原著について、興味のある方はぜひ読んでみてください。 ちなみに、感情的にならないコツが仕事を効率的に進めることとマッチしているかは、まだわかりません。

 

「感情の整理」が上手い人下手な人―感情コントロールで自分が変わる (WIDE SHINSHO)(新講社ワイド新書)

「感情の整理」が上手い人下手な人―感情コントロールで自分が変わる (WIDE SHINSHO)(新講社ワイド新書)

 

 

感情的にならない本 (WIDE SHINSHO203) (ワイド新書) (新講社ワイド新書)

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