Googleの取り組みから学んだことの一つは、成長を加速させるには、失敗も評価すると宣言し、メンバーにチャレンジする勇気を与えることだということです。
残念ながら、ボクは会社のトップではありません。
だから、今すぐにチャレンジをどんどん引き出せるような組織に会社を変えていくことも難しい。
しかし、家族の長として、やれることがある。
とりあえず、自分の家庭では、子供たちにGoogleのような自由と勇気を与えていきたいと思いました。
失敗してもいいのだということをはっきり伝える
さっそく、次のようなことを子供たちに伝えてみました。
なにせ、まずはトップの強いメッセージが大切ですからね!
パパはね。結果が良かったか悪かったかも大事だけれど、つぎの3つのことを見てるよ。すぐに結果が出なくても、昨日の自分よりも一歩でも成長していくということが、何より大切だと思うよ。
- できるかわからないことにチャレンジしたか?
- そのためにどんな準備をしたか?
- 失敗したとしても、そこから何を学んだか?
最近、長女は塾に通っています。
チャレンジしたいという気持ちだけはあるのですが、なかなか勉強に身が入らず、前回習ったことを確認する復習のテストでも平均点がとれない状態が続いていました。(小5の子供を学習塾に3ヶ月通わせてわかった10のこと - Voyage to the Future)
この言葉を聞いて少しは響いたのか、そろそろやばいと思っているだけなのかはわかりませんが、ちゃんと準備(前回習ったことの復習)をしようという気持ちになったようです。
今回は自信あるよ!
そう言って塾に出かけた長女でしたが、すぐに結果はついてきませんでした。やっぱり平均以下の点数でした。
ちゃんと準備して自信があった分、くやしいと感じたようです。
失敗したことを一緒に振り返り、認める
今、どういう気持ち?よく準備していたけどなあ。何が足りなかったんだろうねと、帰り道に一緒に振り返りました。
わかっているつもりだけれど、いざテストとなるとできない。答えを見ずにできるというところまで準備しないとダメだ とか、そういうようなことを気づけたようでした。
なかなか結果が出るには時間がかかりそうですが、ちょっとずつ前進しているのだと思います。そう信じてます。
子供の目も、ちょっと輝いてきた気がします。
焦らずに続けていく
まだまだ家族の文化として根付くまでには先が長そうですが、このGoogle式の子育てを続けるべく、資金の続くかぎり、親父としてこのメッセージを家族に発信していきたいと思います。
ということで今日は、
失敗してもそこから何かを学べばいいんだよということを子供たちに伝えて、チャレンジする勇気を与えたい!という話でした。