Voyage of Life

3人の子育てパパが日常と読書から学んだコト

超一流の雑談力

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昨年からベストセラーにノミネートされている「超一流の雑談力」。

気になったポイントについて書いてみました。

自己開示で距離を縮める

相手との関係を構築するのに、まず自分が壁を作っていては何も始まりません。
自分の身の上話や失敗談などをネタとして、おもしろく、わかりやすく伝えることで、自分のことをさらけ出し、相手に親近感をもってもらうことが大切です。
「誰かに動いてもらいたいなら、まず輪の中に入れ」という言葉を思い出します。
 

話題はヨコからタテへ

誰かと話していて、実はサッカーが大好きだったとか、キャンプによく行くとか、子供が3人いるとか、実家が近いとか、そんな共通点があると、ぐっと距離が縮まりますよね。
まずは当たり障りのない話題をヨコに広げながら話していき、共通点を探り、見つかったらそこをタテに深く掘り下げて話していく。
「ヨコからタテ」という流れが良いようです。
サッカーに例えると、中盤でパス回しをしながら、どこかでゴールに向かって相手の中に入っていくような、そんなイメージでしょう。
 
相手にも話してもらわないと、共通点は見つけられないので、話をよく聴くことが大切です。
目を見てうなづきながら聴くのは基本でしょうし、相手の話に自分がどう感じたかを伝えることも大切です。
 

2回目会うとき、1回目に話してたことに触れる

初対面の大切さを語る本には何度か出会いました。この本では2回目に会うときのことが書かれていました。
2回目に会うときに、1回目に話してたことに触れることが大切というのです。
これによって、自分が相手のことを大切にしていること、関係を作っていきたいという前向きさが伝わります。
散髪屋に行ったときに、前回話題にしていたこと、例えば、先日キャンプに行くと言われてましたが、お天気どうでした?とか、言ってもらえると、とても嬉しくなりますよね。
あの時教えてもらったお店に行ってみましたよ。とか、つながりを深くしていけるかどうかは2回目が鍵になるのです。
 

雑談から本題に自然に入っていく

仕事の場合などは、やはり本題があるものです。雑談で温めた雰囲気から、いかに自然に本題に入れるかが大切です。
自然でなければ、相手は身構えてしまいますから。
雑談の、とあるキーワードにひっかけて、「そういえば、」とか、「それで思い出したのですが、」とか、気持ちよく本題に入っていく。
ものすごいスキルが求められる気がしますが、サッカーに例えると、中盤でパス回しをしながら、どこかでゴールに向かって相手の中に入っていくような芸当が求められるのです(またその例えかーい)。
 
他にもいろいろ載ってますので、気になった方は是非原著をチェックください。

 

超一流の雑談力

超一流の雑談力