Voyage of Life

3人の子育てパパが日常と読書から学んだコト

オーディブルAudibleで本を聞き始めて1ヶ月でわかったこと・感想

 

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Amazonが日本でも開始した「本を聞く」という新しいサービス「Audible(オーディブル)」を1ヶ月試してみて、わかったことをまとめてみました。

オーディオブックというものにはこれまで馴染みがなく、車社会のアメリカだからこそニーズが大きいサービスなんだろうという先入観を持ってました。

実際に1ヶ月使ってみると、「月1500円払ってでも使い続ける価値が、もしかしたらあるかもしれない。もう少し使ってみよう」というのが、今の正直な気持ちです。

  

1.オーディブルの良いところ

・手軽に聞ける

とりあえず、アマゾンのページ(Audible (オーディブル) )で登録したら、スマホにアプリを入れることで、読みたい本を無制限(スマホの容量の範囲)にダウンロードできてしまいます。ちょっとでも気になったらまずはライブラリに登録できるという気楽さがいいですね。

そして、アプリを起動すれば、前回の続きからすぐに再生できるので、とても気軽に聞くことができます。

・隙間時間を活かせる

アプリからの再生がとてもスムースなので、次のようなちょっとした隙間時間に本を聞くことができます。

  • 朝起きて着替える時間
  • 歯を磨いている時間
  • 通勤時などで歩いている時間
  • 皿を洗っている時間(めったにないですが・・)

本やスマホを手にとれない時間は、なんとなく考えごとをするか、何も考えてなかったのですが、この時間に「本を聞く」という選択肢が出てくるのです。 

・3倍速で聞ける

聞くスピードが簡単に調整できます。

3倍となると結構スピーディですが、十分聞けるものが多いので、1冊をそこそこのスピードで読み終えることができます。

読み終える時間が確実に決まるというのは、本を読むことと大きく違うところですね。 

・普段買わないような本に出会える

気軽に聞いてみようという気持ちで試せるので、普段買わないような本で、意外に面白いと思える本に出会うことができます。 

・いつの間にかたくさんの本に出会えている。

隙間時間の細切れでちょっとずつ聞いたり、ジョギングで聞いていると、いつの間にかたくさんの本を読破(聴破)することができました。 (1ヶ月で10冊くらい)

本を読む時間を削るわけではないので、読んだ本とは別に、聞いた本の分が増える感じになるので、これはなかなかすごいことだと感じました。

・ナレーションがリアル

 驚いたのですが、声優さんの声が結構いいんです。

物語などでは、登場人物の感情がナレーションにしっかりと込められていて、涙することもありました。

あとは、作家自身が語っている作品もあって、ものすごく説得力がありました。

宮沢りえさんとか、糸井重里さんが語っているものもよかったです。

・ジョギングの距離が伸びる

本を一番じっくり聞けたのは、ジョギングの時です。

いい感じの本を聞いているときは、今日も走りに行こうかなとか、いつもより長い距離を走ろうという気持ちになります。これは、思わぬ相乗効果でした。 

音楽を聞いて、いい気持ちで走るというのがこれまでの習慣でしたが、本を聞いて、新しい気づきを得ることによっても、気持ちが高まるので、これはなかなかいい習慣になりそうです。

 

2.オーディブルの課題

・活字で読みたくなる

本を聞いてて、いい話だったり、少し複雑な内容のところでは、活字で読みたくなりました。文のつながりを追いかけて理解したり、メモをとりたくなるからです。

 

オーディブルを聞こうと思う時は、手がふさがっていたりしてメモをとれない状態なので、メモするには、どこかで時間を取る必要が出てきます。

そのときも、素早く流れていく音声を書き取っていくのは大変です。少し戻って繰り返し聞いたりしながら書記のようなことをやるくらいなら、結局本を買おうかなと思い、実際Kindleで購入してしまったものもいくつかありました。 

 

ストーリーを味わうことに集中できるような、物語とか小説なんかがオーディブルには一番フィットするのだと思います。 

・アンダーラインが引けない

オーディブルにはしおりをつける、ブックマークの機能もあります。

しかし、「これはいいこと聞いた!」というフレーズが語られた瞬間、スマホ画面にタッチしてブックマークするということは、実際はなかなか難しいです。

なにかをやりながら聞いていますから。

そして、あの良いこと言っていたの、もう一度聞きたいなと思っても、なかなか探しにくい。そこは課題だと思います。

これは、先ほどのメモをとりにくいということに近い話です。

この課題を解決する方法として、例えば、マイク機能でブックマークと叫ぶとブックマークされるとか、気に入ったフレーズを復唱したら、文字にして保存してくれるとか、そういう案がありえます。だけど、歩きながら叫ぶことも抵抗あるかもしれませんね。

・英語を聞く時間とせめぎ合う

これは仕方ないのでしょうが、勉強のために英語を聞く時間と、もろにバッティングしてしまいます。オーディブルを聞く時間が増えれば、英語を聞く時間が減るのです。

これは意識して、時間を決めないと仕方ありませんね。

ただ、オーディブルの中にも、英語教材になりそうなEnglish Journalなどが含まれているので、うまくやれるかもしれません。

ちなみに、音楽は、本やインターネットの記事を読んでいる時に聞くことができます。

オーディブルを耳で聞きながら、本や記事の内容を目で読んで理解することは、さすがに無理でした。だから、本を読む時は音楽を聞くというチョイスになります。

 

 おわりに

オーディブルを1ヶ月使ってみて、わかったことをまとめてみました。

ボクはプライム会員なので、あと2ヶ月無料ですが、まあ、いつでも止められるらしいですし、当面飽きるまで聞いていこうかなと思います。

オーディブルアメリカ版などの英語のビジネス書があったら、英語の勉強にもなって、新しい考え方も学べるということで、さらにうれしいのですが、アメリカ版は1ヶ月1冊に限られるのに同じような値段というのを聞いたことがあるので、なかなか難しいのかもしれません。

これからもいい本が追加されてくるようであれば、なかなかやめられないかもしれないです。

とりあえず、聞いてみようかなと思った方は、こちらをどうぞ〜

 オーディブルを試してみようかなという人にオススメする5冊と気になる9冊 - Voyage to the Future