Voyage of Life

日々の読書、子育て、暮らし、仕事から学んだコト

本気で少子化対策するなら保育園増設もいいけど、これ増やせ

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子どもの数は過去最低

子どもの数が過去最低更新されたというニュースがありました。

ボクらアラフォー世代が子どもだった頃の子どもの数(15歳未満)が2600万人だったのが、今は1600万人。約6割くらいになってるんですね。

学校で1学年5クラスあったのが、今は3クラスくらいしかないのが納得できます。

そりゃ、学校の統廃合が進むわけだ。

日本全体の労働力が減るとか、経済規模が小さくなるとか、そういう話もあるのでしょうが、たちどころに問題だと感じるのは、今後の「働けない高齢者」と「働ける若者」の人口のアンバランスです。

バランスが崩れすぎてしまうと、やってられない世の中担ってしまい、立ち行かなくなるのではないでしょうか。

なんとかならないものでしょうか。

 

親が減るから子どもも減る

いったん、右肩下がりになってしまったら、同じ出生率をキープしたとしても、子どもの数は右肩下がりになります。

今の子どもが減るということは、20年くらい後の親の数は確実に減ることになる。

そして、その子どもの数も減ることになる。

ジリ貧が増していくわけです。

 

親の数を少しでも減らさないために、結婚する人を増やせばいいという話もあります。

しかし、個人の価値観が多様になってきているので、結婚したいかどうかという意思は簡単に変えられるものでもありません。

 

だから、まずは親1人あたりの出生率を高めることが先決です。

 

せめて理想の数の子どもを産める世の中に

子どもは何人欲しい?

結婚したら必ず考えるのが、理想の子どもの数の話です。

しかし、理想の子どもの数に対して、現実はどうなのでしょうか。

実はこれについては、国はちゃんと調査していて、少子化社会対策白書というものにまとめてくれています。

第1節 近年の出生率の推移|平成25年版 少子化社会対策白書(全体版<HTML形式>) - 内閣府

 

2010年のデータになってしまいますが、以下の図からわかるのは次のようなことです。

理想としては2.42人の子どもが欲しいのに、2.07人の子どもしか予定されていない。

つまり、15%程度に相当する0.35人は、ハナから諦められている。

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なぜ諦められているのか。

その理由もちゃんと政府は把握しています。

それが次のグラフ。

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その理由はダントツで

「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」なんです。

最近話題になった、保育園の話が絡むのは、この2番目の「自分の仕事に差し支えるから」 (差し障る?)でしょう。

まあ、これはこれで結婚するかどうかにも絡んでますし、なんとかすべきなんでしょう。

しかし、子どもを産みたいけれどそのブレーキになっているのは、ダントツで教育費なのです。

幼稚園や保育園だけでなく、その後の小学校、中学校、高校、大学、その間の塾や習い事というものにかかってくる教育費です。

 

そんなに教育費をかけなきゃいいじゃん。

と言われるかもしれないけれど、将来の先細りの社会の中で、(ロボットや人工知能とかもいろいろ出てくるかもしれないなかで)、それなりに仕事を持って、所得を得て、子どもに自立していって欲しいという親の思いは簡単には消せません。

 

この子育ての親たちから、ますます高い年金保険料を奪っていくなんて、まったく逆行している話です。

 

少子化対策で、保育園増やせとか、保育士の給料をあげようという動きももちろん否定はしませんが、本気でなんとかしようというならば、この教育費に対する心のハードルを打ち消すような対策が一番効果的だと思います。

教育費へのサポートをもっと増やせないものでしょうか。

あるいは、公立の学校教育をもっといい感じにできないのでしょうか。

国の費用負担の課題はあるのでしょう。


しかし、本来教育費を軽減するためにこうすべきだが、こういう予算状況だから難しいとか、せめてここまでの調査をしているんだから、もっとそういう話が世の中に出てきてもいいと思うんです。

 

今日はゴールデンウイークということで、力が余っちゃったのか、めずらしく社会派っぽい記事になりましたし、勝手な意見を書いてしまいましたが、皆さんはどう思われますか〜