こんにちは。ぐもじんです。
子育てのコツは、子供をよくほめること。
そういう説はよく聞くのですが、ほめ方によっては逆効果になる場合があるようです。
今日は、褒めるときの注意点について書きます。
ほめ方による影響を調べる実験がなされている
コロンビア大学のMueller氏とDweck氏は、10~12歳の子供たちを400人以上集めて、大規模な実験を行いました。 (「Praise for intelligence can undermine children's motivation and performance.」)
2つのグループに分けて、知能テストを受けた子供たちに、それぞれ違うほめ方をして、その後の振る舞いなどを調査したものです。 結果は、次のようなものでした。
■ 能力をほめられた子供たち
- 失敗を恐れ、挑戦しなくなる。簡単な問題を選ぶ。
- 能力があるから、頑張らなくてもよいと思ってしまい、努力しなくなる。
- いざ、失敗すると、がっくりきてしまう。(能力がないなんて、どうすればいいのだーという感じ?)
■ 努力をほめられた子供たち
- 結果がどうなろうと、失敗を恐れずに難しい問題に挑戦する。
- ほめられたとおり、努力しようとする。
- 失敗しても、努力が足りなかったと理解し、また努力できる。
どういうことか?
つまり、プロセスをほめることが大切ということですね。
つまり、姿勢の良さとか、集中していたとか、忍耐力とか、工夫していたとか、、
そういうことをほめるためには、一緒に時間を過ごして、よーく、子供たちのことを見ていなければなりません。
そういう眼差しが、子供を育てるのでしょうね。
ということで、もし子供をほめたいと思ったときは、プロセスをほめてあげましょう。
褒めること自体ダメという考え方もある
ただ、アドラーの考え方によると、子供を褒めることは推奨されていません。
なぜでしょうか。その考え方について、気になった方はこちらをどうぞ。
今日は、いじょうですー。