斎藤一人さんの本に出会えたことが、今年とっても良かったことの一つだ。
シンプルな言葉と論理で、わかりやすく、また前向きにやっていこうかなという気持ちにさせてくれる。
そして、長者番付に乗っている人が語る言葉には、とても説得力がある。
今日は、「人生に成功したい人が読む本」を読んで、グッときたところをまとめました。読んだと言っても、最近はまっているfebeのオーディオブックなんですけどね。
サラリーマンのお客は社長と思え
お金をくれる人があなたのお客さん、つまり、サラリーマンのお客は社長だよ。という話は、シンプルだけど、心にぐさっときた。
そう言われたらそうだけど、そこまで頭が整理できていなかった。
というか、むしろ、社長だって同じ仲間でしょうという思いもあり(そう思いたいじゃん)、だからこそ、もう少しこうしてほしいなどと不満を漏らす対象になっていた。
お客さんだったら、そんなこと言ってられないものな。
お客さんの都合がある。好みがある。
そう考えると、社内の人間や目上の人に対しても、自分が何をできるかを考えることに 集中できる気がしてきた。
やれることからやり始めろ
竹槍しかないならば、竹槍でまず戦い始めよ。そうしたら、別の武器が手に入ってくる。というような話があった。
武器が揃うまで動けないと思っていたら、何も始まらない。
とにかく、今持っていることでやれることからやり始めればいいじゃないという話。
そうだよね。 とにかく動き出す。やれることをやっていくことで道は開けると信じよう。
正当な欲を持て
人間、欲がないと、魅力的じゃない。勉強したり行動したりする力が出ない。
だから、変に無欲ということではなくて、正当な欲をもつことは大事らしい。
富士山に登ろうということを考えてなければ、いつの間にか富士山の上だったということはないよ ということも書かれている。
これは、なんとなく、ボクの今までの考えとは違う。
イチローのように、目の前のことをコツコツやっていたら、いつの間にか大記録が生まれていたという話とも少し違う。
他人の評価を目的にしたら、アドラーの言うように、コントロールできないから、不満が出てくる。だからこそ、自分の納得が大切だとやはり思う。
ただ、富士山の頂上に行くのだという感覚は、どこかに持ってないといけないのかもしれない。
遠くにある高い目標を持つことと、目の前にあることに誠実に対応し納得できること。
この微妙なバランスが大切だと思う。
いつも機嫌よくしていろ
笑顔でいる人の方が、話しかけやすいし、頼みやすいし、お客さんにとって、いいに決まっている。
だから、面白いことを考えて、機嫌よく、笑顔でいることが大切。
何かうまくいかないことがあっても、他人のせいにはしない。
自分の伝え方や受け取り方が悪かったのかなと考えられると、変に不機嫌になることも減るのかもしれない。
別の本では、出会った全ての他人(ひと)の幸せを願う癖をもつといいよ。という話もあったなあ。
えばっちゃいけないけど、なめられてもいけない
ただただニコニコしていると、相手も人間で未熟だから、なめられてしまう。
一流のたたずまいをしていること。
女性ならば、きれいな格好をしておくこと。
そして、言うときには、言うべきことをはっきりと言うこと。
戦わなければならないときには戦うということがやはり大事だとのこと。
こんなに踏み込んだことまで言う人はなかなかいないと思った。
アホと戦わない冷静さと、言うべきことは言う強さ。このバランス感覚が大切になる。
まとめ
この本は、これまで聞き慣れてない、貴重で、意外な成功の秘訣を教えてくれました。
感謝です。