こんにちは、ぐもじんです。読書感想文応援キャンペーンも大詰めです。
今日は「月はぼくらの宇宙港」をざっくり紹介します。
2017年読書感想文コンクールの課題図書(中学校の部)になっているものです。
文の量としては、中学生にふさわしく多めです。
印象に残ったポイントを挙げておきます。
月で人が暮らせるようになるために
地球にはそのうち住み続けられなくなる日が来るかもしれない。
そうしたら人類は滅亡してしまうかも。
だから、月に暮らせるようにすることを今から真剣に考えていこう。
そんなワイルドな想定のもと、月のことをいろいろな角度から切り出して書かれた科学書です。
先日、ホーキング博士も地球の気温について恐ろしいことを予言していましたよね。
ボイジャー レコードってすごい。
ボイジャーレコードというものがあると書かれていました。
宇宙人に向けたメッセージ。
もっと知りたくなって調べたら、写真がたくさん乗っているサイトがありました。
【画像】無人宇宙船ボイジャー号が運ぶ、宇宙人に向けた人類のメッセージと写真 - e-StoryPost
太陽系の外の誰かに向けてメッセージを放つという、ものすごいロマンです。
海に手紙を入れたビンを浮かべて、誰かから返事が来るのを待つとか、風船に手紙をつけて飛ばすということをやったことがありますが、それの宇宙版という感じでしょうか。
ただ、宇宙はあまりに広すぎて、誰かに何かが4万年後に伝わったことで何が変わるんだろうか。英語が伝わるのかなと思ってしまいます。
大人っていやですね。
しかし、4万年前に、もしどこかの宇宙人が我々に向けて何かを発信してきていて、我々が拾うことができたら、ものすごく宇宙を知る手がかりになるでしょうね。
たくさんの写真や音と文字の意味を、たくさんの人が夢中になって読み解くことになるでしょう。
宇宙人が悪い人だったら、こんなに情報を与えたら、まずいんじゃない?と思ってしまうけれど、アメリカの一存で送っているのかなとか、いろいろ感じてしまいました。
大人っていやですね。
その他、実験コーナーなど
この本には実験コーナーという章もあり、実験のアイデアがたくさん書かれていて、好奇心のある子どもたちはやってみたくなるかもしれません。
また、「え、そうだったの!」と思えるような月にまつわる話がいろいろ書かれています。
読書感想文を書くヒント
読書感想文を書く人のために、ヒントを挙げておきます。
なんとなく、読み物的な本なので、感想文として書きやすいのか微妙ですが、この本で宇宙に関してイメージが広がることは間違いないので、その自分なりの思いや疑問をぜひ膨らませてみてください。
- 地球に人類が住めなくなるとしたら、なぜだと思いますか?
- 月に住むなんてできると思いますか?
- その他に住める星ってあるのでしょうか?
- 宇宙人はいると思いますか?
- ボイジャーレコードで、あなたが宇宙人に伝えるとしたら、何を伝えますか?
読書感想文を書くコツや、その他の課題図書については、こちらの記事もご覧ください。
グッとくる読書感想文を簡単に書く方法と課題図書(青少年全国コンクール)2017年版