結婚するということは、相手を誰よりも大切に思い、自分のこと以上に相手を大切にすることです。常に、「自分が何を手にするか」「自分の要求をいかに押し通すか」と考えるのではなく、「相手に何を与えられるか」 「相手をいかに喜ばせることができるかを考え、実行する。しかも、それをどちらか一方だけではなく、双方が共に実行する。それが結婚生活を幸福なものにする唯一の方法なのです。
これは、もう涙が出てきそうなほどの言葉です。
イエスキリストではなく、心理学者の言葉なんですよね。
確かに、幸せな結婚生活には、「二人が平等であり、奪うことよりも与えることを大切にする」ことが不可欠なのです。
わかっちゃいるのですが、なかなか難しい。
幸せな結婚生活のために、まずいことになっていないかをチェックするポイントを3つ挙げました。
1.上から目線になっていないか?
ジブンの方が常に正しい。
まったく、うちのダンナはぜんぜんわかっていない。
あるいは、まったく、うちのヨメはいつも考えが甘い。
そのような考えが、もしあなたにあるとしたら、それはアウト!です。
ジブンも間違っているかもしれないし、相手が正しいかもしれない中で、お互いの意見を尊重し合いながら接することが、幸せな結婚生活には不可欠です。
うちのヨメ、すごいわ。と、リスペクトする気持ちがどこかに必要です。
2.怒りや涙で相手を支配しようとしていないか?
言葉だけでなく、突如怒りをみせたり、泣いてみせたり、大きな声を出すことで、自分の思いを通そうとするようなことをしていませんか?
これでは、無理矢理相手を支配している状態となり、平等な関係が崩れています。
つまり、アウト!です。
3.相手を責める、相手から責められない準備をしてないか?
会社だと、責任が問われます。
■なぜ、こんなことになるのか?
かくいう我が家においても、アウト!の状態は時々あります。。
ストレスフルな日常を送っていると、自分の要求を手っ取り早く通したいという想い、つまり、我が強くなってしまうのだと思います。
そして、一番身近な存在だからこそ、甘えも重なり、それを相手にぶつけてしまうのです。
つまり、日々のストレスが、夫婦のフェアな関係を崩していくのです。
よほどの人格者や仲良し夫婦でなければ避けられないかもしれません。
アウトだったあなたは(ボクも)、決して異常ではないのです。
■ アウトだった人は、どうすればよいのか?
しかし、元々、愛し合った二人であれば、この関係を取り戻せるはずです。
そのためには、次のようなことを実行しましょう。
- 対等な関係が大切であることを再認識する。
- とにかく相手を思いやる。
- 相手がバランスを崩していたとしても、とにかく許して見守る。
相手を思いやり、許すことで、自分のストレスを下げることができるらしいです。
自分にも幸せがやってくる。人を「許す」ことの意義 - Love your life.|MYLOHAS
「ま、いっか」の精神で、夫婦の対等な関係を取り戻しましょう。
ちなみに、アドラーの言葉で、「仕事と交友の課題を解決できない人には愛の課題は解決できない」というものがありました。
それだけ、愛の課題は難しいということですが、仕事の人間関係がうまくいっていないときの心境を家庭に持ち帰ってしまうと、夫婦の関係もうまくいかなくなるということではないでしょうか。
すごく納得できました。
そういう意味では、まず仕事での人間関係をうまくやることが大切なのかもしれません。
今日は、いじょうでーす。