Voyage of Life

3人の子育てパパが日常と読書から学んだコト

スマホ見るときは絶対に首を曲げてはならない

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写真: Kenneth K. Hansraj, MD, Chief of Spine Surgery , New York Spine Surgery & Rehabilitation Medicine
 
ヒトは二足歩行をすることで、重たい頭を支えることができるようになり、脳を発達させてきました。
しかし、皮肉にもその発達した頭脳が生み出したスマホという道具がヒトを退化させる原因になるかもしれません。
 

スマホのせいで後頭神経痛になる人が増えている

以下の記事がそのリスクを語っています。

 

www.gizmodo.jp

 
胸のあたりの高さに持ったスマホを見るとき、ついつい首が曲がって見下ろす体勢になりますが、これにより脊柱付近の筋肉に負荷がかかり(Look at How Texting Is Warping Your Spine -- Science of Us)、神経が筋肉に引っ張られ続けると、後頭神経痛というやつになるらしいです。
 
後頭神経痛とは、次のようなもので、後頭部や側頭部に局所的に痛みが現れることもあるし、脳天に突き抜けるような痛みが出ることもあるそうです。

姿勢をよくすることはやっぱり基本なんだ

職場でも、パソコンなどの使用に伴う労働者の安全と健康のために、ガイドラインが策定されています。(新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について

職場では、机と椅子の高さを調整して体勢をすることや、1時間ごとに休憩することの大切さはすでに言われてきたことです。

しかし、個人的に使うスマホなどに対して、ちゃんと言ってくれる機会はなかなかありません。

これまで、姿勢をよくしなさいと母親にも嫁さんにも何度も言われてきましたが、まさかこんなに辛いことになるかもしれないなんて、知りませんでした。

目の高さにスマホを持とう

だから、首を曲げないために、スマホを目の高さに上げることが一番良いみたいですが、ちょっと目立ちますよね。

だから、スマホは胸の高さに持ったまま、姿勢をよくして、目線だけ下げるという手もあるかなと思いましたが、おそらく、次は目の筋肉に無理がかかることになり、それは別の症状を引き起こすのでしょう。

ちょっと恥ずかしいですが、いつかスマホは目の高さに持って胸を張って見ることが常識となる世界が来るのだと思います。

そういう時代を待つことなく、自分の身体を守るために、明日から、目の高さにスマホを持つようにしましょう。

もちろん、読書や勉強、デスクワークが多い方も、首への負担がなるべくかからないように気をつけましょう。

連続して同じ姿勢を取り続ける作業も避けるべきなので、ウェアラブル端末などで時間を知らせるタイマー機能を使うことも有効です(Apple Watch発表! ウェアラブルな腕時計端末を購入するメリットって何なの?)。