今日は、朝4時に起きたら、すべてがうまく回りだすのだということを、自身の経験をふんだんに盛り込みながら、熱く語っている本「「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! (PHP文庫)」を読んで、なるほどと感じたポイントなどをまとめてみました。
これまでの早起きに関する取り組み
まず、ボクの早起きの状況です。
朝早く起きたいという気持ちは片時も頭から離れることはなく、以前から以下のような記事も書いてきました。
このアプリは、本当に使えます。
ただ、目覚ましを止めるときの必死さをイメージすると、毎日使おうという気になれないところがイタイ。
そして、やさしく確実に一人で早起きすることを狙ったウェアラブルデバイス・JOWBONEの「UP24」は、今も欠かさず身に付けています。
しかし、以下に書いたように、早起きという目的に対しては失敗に終わりました。
ということで、未だ早起きは定着しておりません。
なんて意志が弱いのかという気持ちと、やり方がまだ甘いという気持ちが渦巻く中で、時々思いついたように早く起きるという域を脱せずにいます。
「朝4時起きですべてがうまく回りだす!」を読んで
著者の池田千恵さんが試行錯誤しながら生きてきたことを振り返りつつ、朝4時起きというものを定着させたことが、今の成功につながっている。具体的にその方法は何なのか、ということがこの本には熱く語られています。
早起きのメリットを本気で感じられるところまでやる
一番感じたことは、早起きのメリットを本気で感じるところまでいければ、早起き生活は定着するのだろうということ。そして、メリットを感じる段階に行き着くためには、生活リズムを変えるまでの苦しい時間を、本気で「人生をよくするのだ」という決意と工夫によって乗り越えて行かないといけないということです。
筋トレをしても、効果が出るには2ヶ月はかかると言いますが(筋トレ効果が出るまでの期間は…2か月間!?この期間を上手に乗り越える方法♪|welq [ウェルク])、その間を乗り切っていくことに近いものがあります。
早起きを楽勝にするための割り切り
面白かったのは、早起きを楽勝にするための「割り切り」の話です。
- 朝起きるときは、早くても遅くても、誰でも眠い
- 目が覚めたら何も考えずに起き上がる、と決める
- 朝の少しの我慢で、一日のストレスが格段に減る
早くても遅くても結局眠いんだから、とにかく目が覚めたら、起き上がると決めてしまおう。
考え方一つですぐに変われるような気がする、すごい言葉ですね。
早起きの仕組み化
- 早起きしない家族と、あえて一緒の部屋で寝る
- 熱いシャワーでシャキッと目覚める
- ブログで不特定多数に向かって早起き宣言をする
- あえて「やり残し」を作り、自分を追い込む
- 前日に「朝やることリスト」を作り、自分を追い込む
- 休日の朝はマル必の予定を入れ、朝寝坊を防ぐ
- 早起きできた自分にごほうび大作戦
このような何かを続けるための技術や仕組み関係は、他の本でも見たことがありますが、徹底できていない自分を再認識することができました。
そうするのが良いと分かっていても、なかなか徹底してやれないんですよね。仕事が遅い日早い日といろいろ混ざってくると、それを言い訳にしてしまう。
しかしこの筆者の池田さんの情熱と根性みたいなものに少し感化されたところはありますので、早起きのメリットを実感できるところまで、もう少し「徹底して」やっていきたいと思います。
その他、いろいろ具体的なアイデアも載せられてましたので、気になった方はぜひ原著をご覧ください。