引き続き、小学生の読書感想文応援フェア実施中です。
どういう本か(あらすじ)
「コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業」は、2016年の読書感想文の小学生中学年向けの課題図書に選ばれている本です。
紙のリサイクルってどういうことか、どういう意味があるのかを、小学校などを回って授業するコロッケ先生のお話です。どういう風にして、そういう授業を始めたのかということも書かれています。
今日は、この本のぐっときたところについて書きます。
紙をリサイクルすれば木を切らなくて良くなる
ものすごく具体的な紙のリサイクルの話が書いてる。
方法の実演はもちろん、どういう意味があるかについても。
木を1本助けるのに、どれだけの古紙をリサイクルすればいいでしょうか?という問いかけは、すばらしかったです。
なんと、50kg。
大人の体重より小さい重さの紙を集めてリサイクルすれば、木を1本切らなくて済むのだそうです。
え、それなら、古紙、ちゃんと仕分けして、リサイクルしようよと思うよね。
リサイクルできない紙とは
しかし、どうしてもリサイクルできない紙があるんですって。
それはなんだと思いますか?
使った後のトイレットペーパーやティッシュペーパーです。
汚れているから、リサイクルできない。
じゃあ、何ができるか?
使う量を減らすことしかできない。
お尻を吹くために、どれだけのトイレットペーパーをカラカラと使いますか?
何かこぼしちゃった、ああティッシュで拭いておこうという風になってませんか?
僕は、なってました。ちょっと心がけを変えないといけないな。
夢をみつけて生きるということ
コロッケ先生は、家族の会社を引き継ごうと決めたけれど、その後、古紙のリサイクルについて、子供たちに教えることを自分の夢・ミッションだとハッと感じて、それ以来、精力的に活動されているようです。
人が生きていくとき、夢とか人生の目標が、いつも最初から明確になっているわけではありません。
だけど、何かを一生懸命やっていると、それによって、その人に見合った夢に気づかせてくれるのかもしれません。
まとめ
一生懸命生きているおじさんたちがいる。
そんな情熱が、子供たちに、何か伝わるといいな。
ていうか、この先生の授業、めちゃくちゃ面白いらしいですよ。
その片鱗はこちらから伝わると思います。
フリーダイヤルに電話したら、来てくれるのかなあ。
読書感想文の書き方に迷う人は、こちらの記事をどうぞ。
グッとくる読書感想文の書き方と2016年の課題図書(青少年全国コンクール) - Voyage of Life