今年もあと僅かですね。
今年読んだ本や記事のうち、特に心にグッときたものをまとめておきたいと思います。
1.海賊とよばれた男(百田尚樹)
久しぶりに長編小説を読みきれたのは、オーディオブックのおかげでした。
映画化もされているこの本は、さまざまな困難の中でも、志を失わず、行動していくことの大切さを考え直す機会になりました。
2.営業の魔法(中村信仁)
この本を読んだことで、謙虚な気持ち、お客さんのために何ができるかを、深く意識しながら、仕事をすることができるようになったと思います。
今年前半、朝早く出社するという習慣が根付いたのもこの本のおかげでした。(後半は、仕事の締め切りに追われ、早起きの好循環は絶たれたのですが・・)
この本はオーディオブックで出会ったものでした。
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3.「思考軸」をつくれ(出口治明)
前向きで、柔らかくて、考えをはっきり持たれている出口治明さんの本を読んで、もっと勉強しようと思いました。 そして、仕事に対するスタンスをもっと柔らかく持ちたいと思うことができました。
4.人生に成功したい人が読む本(斎藤一人)
聴き放題のオーディオブックAudibleを始めたからこそ出会えた本です。
斎藤一人さんの考え方に出会えたことが、今年の大きな収穫です。
人って、そうでしょ?世の中ってこうだよ。という確信の中で、こういう風にやってみな。と、語るその口調に引き込まれてしまいました。不思議な話も多いのですが、役に立つ考え方をシンプルに教えてくれます。
ああ、機嫌よく、やっていこうと思いました。
5.ストーリーとしての競争戦略(楠木建)
久しぶりの戦略系の本でしたが、切り口が面白くて、とてもよかったです。
いかにも合理的という打ち手をつぎはぎで採用するのはダメで、むしろ、一見ありえないような無駄に思えるような選択をしつつ、全体の打ち手を上手く繋げて、他者と差別化をはかるのがよいのだという考え方に、めちゃくちゃ納得してしまいました。
6.伝え方が9割(2)(佐々木圭一)
毎日のちょっとしたところで、YESを言ってもらえる回数が少しでも増えたら、人生が変わってくる。
思ったこと、そのまま言ってちゃだめだと、強く意識させてくれた一冊です。
7.1063人の収入を60日で41%アップさせた目標を達成する技術(マイケル・ボルダック)
マイケル・ボルダックのこの本をオーディオブックで聞きました。
行動するためには感情をコントロールする必要があり、その方法を具体的に書いてくれています。
この本を読んで、朝の習慣が増えました。
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8.がんばらない成長論(心屋仁之助)
この本も、ボクの心をやわらかくもみほぐしてくれました。
もっと、いい加減でもよくて、他人に頼りながら、好きなことをやって、叩いてくる人にはすいません〜とかわしていけば良いんじゃないという気持ちになりました。
9.菜根譚(洪自誠)
いっきに読んで、心がとってもクリアーになりました。
この本は、多分、何度も読み返すことになるでしょう。
10. 超訳・ニーチェの言葉
この本を読んで、ひとつの生きる道標が見えました。
ほがらかに、全力でやろう。
「ほがらかに」は、斎藤一人さんのいう「上気元」にシンクロする言葉です。
11. リクルートで学んだリーダーになるための77の仕事術(小倉広)
小倉広さんの本は、仕事の中にある大事な真実をいくつか教えてもらいました。
正しいかどうかより、大事なものがあるということは、当たり前ですが、ついつい忘れがちでした。
12.バルミューダの奇跡のデザイン経営
なにを心地よいと感じるか、それを見分けられるように、普段から身の回りをよく観察し、五感を働かせようという話は、技術屋として、覚えておきたい心がけでした。
あとは、自己愛を捨てること。自分の思いにこだわりすぎないことも大事なのだという話が心に残りました。
13.反応しない練習
ブッダが、アドラーに匹敵するような、生きるための考え方を構築していることを教えてくれた本です。
欲は出てきてしまうものだし、他人はいろいろ。そんな中で、いかに心をクリアに保つのか。その方法を具体的に教えてくれた本です。
おわりに
今年は、仕事でも、やってきたことがなかなか結果につながらなかったりして、しんどい気持ちに負けそうになりながらも何とか走ってきましたが、本当にこれらの本に救われたなあと思っています。
また、オーディオブックを始めたおかげで、本の幅が広がりました。
特に、ブッダ、斎藤一人さん、出口治明さん、心屋仁之助さんの考え方に出会えたことは、とても大きかったです。
そのほかには、営業の魔法や海賊とよばれた男のような物語が、心の深いところで、「やるぞ」という気持ちを生み出してくれるのは、大きな発見でした。
来年も、グッとくる本との出会いがあるといいな。