自分の強みを強化するべし
あなたの強みはなんですか?
勝間さんの「断る力 (文春新書)」の中で、「自分の強みを強化するところに集中する」ことが推奨されています。
自分の強みとは何か?をはっきりとわかってないかも。と思った方は、これを知るツールとして紹介されている「ストレングスファインダ」というものを試してみてはいかがでしょうか?
ストレングスファインダーにより自分の強みを知る
「ストレングスファインダ」とは、書籍「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」に付いているIDコードを用いて、インターネットでいくつかの質問に答えることで、自分の5つの強みを知ることができるツールです。
ボクの場合、少し前にやってみたとき結果、次のような5つの強み(特長的な5つの資質)を知ることができました。
1.収集心
2.学習欲
3.内省
4.責任感
5.個別化
探究心があって、学ぶことが大好き。
いろいろ考える。そして、責任感が強い。
人それぞれ違うということを大切にする。または、人とちょっと違う自分でありたいと思う。
そんな感じですかね。
うすうす感じていることを、客観的に言ってもらえるとすっきりするものですね。
強みを活かすとは、自分の必殺技を繰り出すこと
これって強みなの?というものもあるのですが、これを活かすことが大切なのでしょう。
というか、自然にそのような行動が際立つのだと思いますが、これこそ、自分の強みなんだと強く意識しながら行動することで、ターボが効き、強みを強化できるのだと思います。
例えば、先日トラブル対応で、原因を探していたときに、とても分厚いメーカーマニュアルをボクが読み込んだことで、糸口が見つかったということがありました。これを読み込めたのは、まさになんとかしたいという責任感と知りたいという学習欲の掛け算だったのではないかと思います。
漫画「ワンピース」で言えば、ムギワラが、この相手には自分の強みが生きる!と信じて、ゴム人間の技を繰り出していくような感じで、僕にとっては、地味ですが、これらが必殺技なのでしょう。
そして、自分の強みではないもの、例えば社交性とかコミュニケーション力などについては、コンビを組む人に補ってもらいましょう。
ある程度は、意識してスキルを勉強してカバーするのがよいでしょうけど。
個性を活かすためにリーダーが知っておくべきこと
仕事をしていて、正直、無責任で、今をしのげばいいじゃないという仕事のやり方をする人たちに、苛立ちを感じることは多かったです。
しかし、責任感を感じるのは自分の特長であって、他人に同じように責任感を求めてはいけないということを再認識することができました。
これを覚えておくだけでも、仕事をするうえで、もどかしい気持ちから、少しは解放されそうです。
そのほかにも、いろいろな強みを持つ個性ある人材をいかに活かすべきか。これを強みとする人にこれを求めてはいけない。 などと、具体的な人材の活かし方が述べられていますので、組織やプロジェクトをまとめるリーダーには特にとても役立つと感じました。
まあ、なかなか、この人はこういう人間だと見極めるのは難しいですし、人は変わっていくものだと信じたいので、人を見極められると思うこと自体が危険だと思いますが、いろいろな人間がいるのに、同じような能力や価値観を押し付けるのが間違っているということを理解することは、とても大事だと思います。
あなたは、どんな悪魔の実を食べているのか。
就職や転職を考えている人も、ぜひお試しください。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
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