「空にむかってともだち宣言」
こんにちは。ぐもじんです。
この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校中学年の部)になっているものです。
文の量としては、わりと多めです。
印象に残ったポイントを挙げておきます。
隣に引っ越してきたミャンマーからの家族
主人公あいりは、隣に同級生がいる家族が引っ越してくると知り、楽しみにしていました。
驚いたのは外国人だったこと。
ナーミンたちの家族は、ミャンマーからほとんど荷物を持たずにやってきたのでした。
言葉を話せないナーミンたちをサポート
あいりはナーミンたちをお店に連れて行ったり、言葉を教えたりして、夏休みが終わったらスムースに学校に行けるようにサポートします。
難民とはなんだろう
学校が始まるとすぐにナーミンたちは難民だと言っておもしろく騒ぐ人たちが出てきました。
そこでナーミンはどういうことがあってどういう思いで日本に来たのかをみんなの前で話しました。
安心して自分の国で暮らせないことは、今の日本では考えられません。
しかし、それは当たり前のことではないのです。
踊れば楽しくなる
国や人種が違ったら、あたりまえのことがあたりまえでなかったりします。ご飯は手で食べるとか、男でもスカートをはくとか、文化もいろいろ違います。
しかし、最後はいっしょにミャンマーの踊りを踊って楽しむことができました。
読書感想文のヒント
読書感想文を書く人のヒントになればと、以下を挙げておきます。
- あなたの周りに外国人はいますか?
- あなたの周りに外国人が引っ越してきたらどういう気持ちになりますか?
- あなたが言葉もわからない外国に引っ越すとなったら、どういう気持ちですか?
- 外国に行って、外国の友達と日本の歌を歌って楽しめたら、どんな気持ちになるでしょう?
- 自分の国で安心して暮らせない人って、日本にはいるでしょうか?
- 外国に行ったら珍しいと思われるような、日本特有の文化や習慣はなんでしょうか?
読書感想文を書くコツや、その他の課題図書については、こちらの記事もご覧ください。