今年もあとわずかですね。1年間を振り返り、とっても良かった本をまとめておきます。気になったものがあれば、年末年始にぜひどうぞ。
モチベーション革命
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
- 作者: 尾原和啓
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/09/27
- メディア: Kindle版
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スピードを上げるには仲間を信頼することだという考え方を受け、組織の中で自分に回ってきた誰かのアウトプットを確認するという行為の意味を考えさせられました。また、非効率でもいいから自分の好きを突き詰めていくこと、まずはただ没頭すれば良いということなど、これからの仕事や人生に大切なヒントがたくさん書かれていました。
非効率だとしても自分の「好き」を突き詰めよう/「モチベーション革命」 - 1分★読書
ぼくらの仮説が世界をつくる
大企業を飛び出して、コルクという会社を起業し、自分のやりたいことを思い切りやっている佐渡島庸平氏の考えていることが、この本には惜しげもなく書かれています。
日々もっと考えて、仕事や生活を楽しんでいかないといけないと思わされた一冊。
ドミノの1枚目を倒すには、やはり基本が大切だとか、最強の素人が一番強い。今ここにない世界をつくるのは、想像力であり、それを支えるのは観察力だという言葉がとても印象的でした。
詳しくはこちらの記事もどうぞ。
仕事して幸せになるために知っておくべき9つのこと(ぼくらの仮説が世界をつくる)
やり抜く力 GRIT(グリット)
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
- 作者: アンジェラ・ダックワース,神崎朗子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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子育てや教育に関する本を、相変わらずたくさん読みました。
アンジェラ・ダックワースさんのGRIT。つまり、結局成功するかどうかを決めるのは才能というよりも「やり抜く力」があるかどうかという話は、興味深い。そして、それはどうやったら得られるのかというヒントが書かれていました。
ちなみに、子供に厳しく介入するのか、子供の自主性に任せるのか。このバランスにいつも悩むのですが、そこは両方必要という結論でした。まあ、答えはないですが、両方必要ということをわかっておくことが大事なのだと理解しました。
詳しくは、こちらの記事も参照ください。
「勝てる子ども」が育つ究極の教え方 育てる技術
柔道家であり、指導者として我が子も一流選手に育てつつあるという古賀さんの大事にしていることがたくさん書かれていました。あれほどの実績のある古賀さんでさえ、子供にあれこれ言わないように我慢しているというのが衝撃的でした。
家庭は世界一くつろげる場所にする/「勝てる子どもが育つ究極の教え方」 - 1分★読書
子育ては心理学で楽になる
親が頑張って、手出し口出しを我慢することの大切さは、メンタリストDAIGOさんも語ってました。そのほかにも、子どもの心理を考えたアドバイスがたくさん書かれてます。
親はがんばって手出し口出しを我慢せよ/「子育ては心理学でラクになる」 - 1分★読書
アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉
小倉広さんのこのシリーズの最新作。
仲間のようにお客さんと接するというヒントをもらいました。また、子育ての話もたくさんありました。この本にも、親は子供に余計なことをしない方がいいということが書かれていました。じゃあ親として何ができるのかということも書いてありました。
子供を勇気づけるために親や教師にできること/「アルフレッドアドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」 - 1分★読書
徹底のリーダーシップ
今年は仕事的に厳しい1年でした。
その難局にどう立ち向かうかという悩ましい状況のなかで、リーダーシップのヒントをくれたのがこの「徹底のリーダーシップ」です。
リーダーは、細部まで徹底的に理解しておくことが大切であり、そのうえで、不安を前向きな行動に変えられるような楽観的な言葉を発することが大切なんだということを再認識できた1冊でした。
詳しくは、こちらもどうぞ。
なぜ、あなたがリーダーなのか
なぜ、あなたがリーダーなのか[新版]――本物は「自分らしさ」を武器にする
- 作者: ロブ・ゴーフィー,ガレス・ジョーンズ
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2017/01/31
- メディア: Kindle版
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リーダー論は面白くて、ついつい読んでしまいます。この本には、現場の細かい話を踏まえ、本物のリーダーには、やはり「自分らしさ」を発揮することが大事だよということが書かれていました。
本物のリーダーが備えておくべき7つの力/「なぜ、あなたがリーダーなのか」
君の膵臓をたべたい
余命わずかと知りながら明るく生きる女子高生が、時々放つ深い言葉に、考えさせられました。 生きるとは、どういうことなのか。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
砂漠
伊坂幸太郎さんの本です。最近、小説を少しずつ読むようになったのですが、この本は特に面白くて、いっきに読みましたね。若者たちの悩みとして出てくる、将来をどう生きるか、正義とは何かなど、考えさせられるところがありました。
人生という自由演技は悩みながら生きてくしかない - 1分★読書
プロフェッショナル・イングリッシュ
今年は、この本のおかげで、少し英語で話せる量が増え、英語での発信力が上がりました。
うまくなくてもいいから、短い英語をトントンと繰り出していけというヒントは、すぐに使えるものでした。
英語で仕事するためにこれが足りなかった/「プロフェッショナルイングリッシュ(大前研一)
ジョコビッチの生まれ変わる食事
グルテンフリーという考え方を知った一冊。これをきっかけに小麦はわざわざ食べないようになりました。(でも、ラーメンは食べますよ。そんなに厳密に食事制限をしているわけではなく、頻度が多少減ったという感じです)
この本のおかげで、糖質制限してみようという意識が生まれたのでした。
ジョコビッチの言うとおり2週間小麦断ち(グルテンフリー)してみた結果
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
ジョコビッチ本からの流れでこの本を読みました。この本で紹介されている完全無欠のコーヒーは、かなり有名になっているみたいですが、ここで詳しく書かれていたケトン体質という考え方は、ぼくの食生活に大きな影響を与えました。具体的には、朝、白米を食べず、MCTオイルをかけた納豆だけを食べて出かけてます。3kg痩せたし、頭はスッキリしてます。この後さらに「ケトン体が人類を救う?糖質制限でなぜ健康になるのか? (光文社新書)」を読んで、ますます理解が深まりました。
スタンフォード式 最高の睡眠
スタンフォードは、睡眠に関する研究の中核を担っているそうですが、その研究成果も踏まえて最高の眠りとはなんなのかをまとめた一冊。眠りのゴールデンタイムは最初の90分であり、これをいかに良い眠りにするかが大切ということを知りました。そして、そのためには体温が重要な役割を担っていて、風呂の入り方が大事なのです。来年は、もっと早く帰ろうと、思い直しました。
最初の90分が睡眠のゴールデンタイム/「スタンフォード式 最高の睡眠」 - 1分★読書
筋トレが最強のソリューションである
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
- 作者: Testosterone(テストステロン)
- 出版社/メーカー: U-CAN
- 発売日: 2016/01/29
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この本のおかげで、プチ筋トレに目覚めました。とにかく筋トレは裏切らないし、気持ちも強くなるし、爽快になります。それを楽しく語ってくれる著者テストステロン氏の語り口が大好きです。
小さな成長を見逃さず継続すること/「筋トレが最強のソリューションである」 - 1分★読書
「自分らしさ」 はいらない
松浦弥太郎さんの本です。自分らしさ、自分でないとできないこと、そういう自分へのこだわりから解放され、自然体で生きていくヒントをもらいました。心で考えるということは、 他人になりきって、相手の心が求めていることを考えるということです。
自分らしさを捨て、心で考えるスイッチ入れよう - 1分★読書
秋元康の仕事学
- 作者: NHK「仕事学のすすめ」制作班
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/05/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今年一番こころにグッときたアドバイスが詰まっていました。人生なんて運だよ。大きな流れに流されているのだよ、とした上で、それでも自分には運があると信じて、手を伸ばし続けて、目の前に与えられたことを一生懸命にやっていく。そういうスタンスの方が頑張れることがわかり、この考え方いいなぁと取り入れています。
秋元康さんに学んだ柔らかく生きるための考え方(98%は運だよ) - Voyage of Life
タモリ学
タモリさんの「意味なんて考えるな」という考え方は、意味を探すことでいちいちモチベーションを形作ってきたぼくにとって、新しいものでした。為末大さんの「諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉」も、人生に意味なんてない。人生は暇つぶしだと言ってました。メダルとったけどなんなの?ってかんじだったのかもしれません。ボクらは日々、目の前のことを、やりたいことをただ思い切りやっていけばよいのです。タモリさんからは、ネアカであれとか、人見知りでいいとか、ヒントをたくさんもらいました。
ときには意味なんて考えず生きよう/「タモリ学」 - 1分★読書
指名される技術
堀江貴文さんの本です。
お客さんの「ワガママ」ドンと来いって気持ちになりました。それをさばくのがプロなのです。
わがままをさばくプロになれ/「指名される技術」 - 1分★読書
汗をかかずにトップを狙え
会社員のゴールは指名される存在になること。
それを教えてくれたのがこの本でした。
そして、「指名される技術」を読んだというわけです。会社で頑張りが認められないのは当たり前とか、なかなか気持ちの良い本でした。
会社でがんばりが認められないのは当たり前/「汗をかかずにトップを奪え!」 - 1分★読書
EQ こころの距離の近づけ方
EQ こころの距離の近づけ方―人に強いビジネスパーソンになる
- 作者: 高山直
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
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この本に挙げられていたプロの持つ3つの武器がおもしろかったです。
「早い、しつこい、体当たり」。
大事ですよね。
早い。しつこい。体当たり。という3つの武器/「EQ こころの距離の近づけ方」 - 1分★読書
超「個」の教科書
フロンターレ川崎が今年優勝しましたが、そのベースを作ったのはこの風間さんではないでしょうか。風間さんの選手育成哲学が詰まったこの本は、子育てにも参考になるものでした。
サッカー風間八宏監督に学ぶ指導者として親として大切にすべき14のこと
なぜ、あの人には、センスがあるのか。
日常の「どうせ」を続けていたら、人生なんて終わってしまう。「どうせ」と言ってしまいそうなことを「どうせなら」に変えていこうという考え方に出会えました。
日常の「どうせ」を「どうせなら」に変えよう/「なぜあの人には、センスがあるのか」 - 1分★読書
スティーブ・ジョブズ 人生を変革する言葉
スティーブジョブズの言葉を集めた一冊。
終着点は大事ではない。旅の途中が大事なんだ。大切なことをいっきに思い出させてくれる一冊でした。
旅の途中を楽しめるかが大事/「スティーブ・ジョブズ 人生を変革する言葉」 - 1分★読書
君たちはどう生きるか
世の中の中心なんてない。誰かのためにっていう、一人一人の小さな意思が大事なんだ。そういう人生の大切なことに気づいていく中学生の成長を描いた名作が漫画になって復活したものです。宮崎駿さんの映画にもなるらしいですね。吉野源三郎さんは、あんなに前からこのことを本に書いてたのかということに驚いた一冊でした。
世の中を回しているもの/「君たちはどう生きるか」 - 1分★読書
「感謝」で思考は現実になる
引き寄せ系の本です。
まず感謝することで、いいことに気づける。
この本のおかげで、とにかくなんにでも感謝していこうと心に誓いました。
朝一番に「予想もつかないイイコトが起こる」と宣言する/「感謝で思考は現実になる」 - 1分★読書
まとめ
他にもいろいろあるのですが、この辺にしておきますね。どれも、心に刺さるフレーズがあったり、今も続いている新しい習慣のきっかけになったすばらしい本たちです。
今年も一年、ありがとうございました。