ぐもじんです。今年もあとわずかですね。
あまり年末感を感じていなかったんですが、クリスマスくらいから、グッと来ました〜。さて、恒例ではありますが、今年2018年に読んでとっても良かった本たちを紹介します。絞りきれず21冊!ざっくりいきます!
これまでの年間おすすめ本の記事はこちらです。
魔法のコンパス 道なき道の歩き方
世の中はどんどん変わってきていて、これまでとは全く違うやり方で、やりたいことがやれるということを教えてくれた。西野さんが、人間や世の中の本質をそこまで深く考えて行動しているということに驚き、自分にもやれることがもっとあるんじゃないかと思わせてくれた一冊だった。
(ざっとまとめた次の記事もご覧ください)
「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」を読んだらワクワクしてきた - Voyage of Life
逆風でもなんでも無風状態よりマシという「ヨットのように生きる」という言葉には、チャレンジして前に進むための勇気をもらえた。
ヨットのように生きる/「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」 - 1分★読書
思考を柔らかくする授業
本田直之さんらしい、わかりやすく、すっと腑に落ちる言葉で、世界の見方が変わるアイデアがたくさん載せられている、時々読み返したい1冊である。
「何が不可欠か」を考える/「思考をやわらかくする授業」 - 1分★読書
ライフスタイルとは自分の意思と強い力で作り出すもの/「思考をやわらかくする授業」 - 1分★読書
人を育て 組織を鍛え 成功を呼び込む 勝利への哲学157 ~原晋、魂の語録
原さんは企業で営業をしていたそうだが、青山学院大学陸上部監督となり、陸上部を箱根駅伝で勝てるチームに急成長させた。もちろんその過程では、失敗もあり、選手の採用方針を見直してみたり、試行錯誤を経ている。私生活も投げ打っている。
彼が大事にしていること、やり方はどんなものなのか、この本から学んだことは、子育てや仕事での後輩との関わり方に大いに役立つ。
選手が自主的に成長するようになるには段階を踏む必要がある/「原晋、魂の語録」 - 1分★読書
ブレイン・プログラム
人はたくさんのものを観察し、そのほとんどをスルーしている。 自分が実現したいと思ったり、避けたいと思ったりしたことが、そのフィルターに引っかかってくる。 だから、自分の夢や目標を髪に書いて、忘れないようにするだけで、必要な情報が集まってくる。
これって、すごいなと思った。
そして、人は同じ世界をそれぞれ違うように見ている。同じ本を違うふうに読んでいる。そういう視点で、他人とコミュニケーションしていくべきと気づけた。
脳のフィルターRASを活かせば夢はかなっていく/「ブレイン・プログラミング」 - 1分★読書
サピエンス全史
少し前のベストセラーだけあって、やはり勉強になる本である。人類の大きな歴史のなかで、ぼくらは今こういう状況にあるということが壮大なスケールで描かれていた。
時代時代の大きな転機に、何があったのか。
共同の幻想を持ったから協力しあえたとか、世界には知らないことがたくさんあることを人類が認めることで急速に科学が進歩したとか、面白い考察がたくさん書かれていた。
大きな変化が起きつつある今だからこそ、しっかりと歴史を踏まえて線で捉えることが大切なのだ。
シンプル・ライフ
もっともっと力を抜いていこう。
その方がうまくいく!
そう思える本だった。
情熱を傾けるとともに結果に執着しないこと/「シンプル・ライフ」 - 1分★読書
宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。
宇宙兄弟は、ボクがめずらしく読んでいたマンガであり、兄ムッタのいい感じのスタイルを、ビジネス書にした今時のリーダーシップ論は、ケーススタディ豊かで、読みやすく納得できるものだった。 ボクはこうしたい。そう言った瞬間に、その人がリーダーになる。 毎日のなかで「WANT」の気持ちを大事にしようということがボクに刻まれた。
自分はこうしたいという意志(WANT)がリーダーを作る - 1分★読書
人生の勝算
この本の出だしにある、SHOWROOM前田さんの幼少期のエピソードを読むだけで、この人はただ者ではないというのがビンビン伝わって来たのを覚えている。 仕事のなかで積んできた経験を惜しげもなく語ってくれており、ここまでやってる人がいるんだと感じた。
SHOWROOM立ち上げのエピソードでは、たとえビジネスモデルがすばらしくても、楽にビジネスが軌道にのるわけではないことがわかった。人間というものをしっかりと理解し、どろくさく、情熱をもって、しつこく試行錯誤するなかで、壁を突破できる。なぜスナックが成り立っているのかとか、とても参考になる話もあった。
まず自分が相手のことを好きになればいい/「人生の勝算」 - 1分★読書
5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方
うちの一番下の子もついに今年6才になった。 彼の可能性を伸ばすために、親としてできることは何か。この本からはいくつかのヒントをもらえた。 ドーパミンを出す体質を作ることが大事であり、この時期にとにかく夢中になれる経験を増やしてあげることだという話が印象的だ。そして、サイレントピリオドという、一見、成長が感じられないようなタイミングがあるという話は、親にとって難しい「待つ」「見守る」ということを楽にしてくれた。
サイレントピリオドを乗り越えよう/「本当にかしこい脳の育て方」 - 1分★読書
ヨガ友
サッカー長友選手がヨガのポーズと効用を教えてくれる本だ。
瞑想やストレッチに近いものがあり、長友選手の落ち着きと安定したコンディションはヨガに支えられてるに違いない。
肩こりや腰痛に効くポーズは、ときどきやるくせがついた。
自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事
リーダーシップには、勝つためのものと、負けないためのものがある。 巷でよく聞く勇ましい話は、圧倒的に前者のものが多いが、この本は、かなり追い込まれたチームが、何を守ることに集中すべきかという負けないためのリーダーシップ論が書かれている。仕事が山場を迎えてしんどい1年だったこともあり、この本にはとても共感できたし、為になった。
負けないリーダーシップで大事になる4つの考え方 - 1分★読書
40歳を過ぎたら「これ」を捨てよう。
40歳を過ぎたら〜的な本は、たくさん読んできたが、この本はボクが大好きな中谷さんの繰り出す絶妙なリズムのある言葉たちに溢れていて、たくさんのハイライトを引いてしまったのを覚えている。特にこの、世界一ではなく世界初を目指せという言葉には、心をシェイクさせられた。
どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール
12の会社を渡り歩きながら学んだ働き方のアイデア、考え方を惜しげもなく紹介してくれている尾原さんの本である。
壁を壊すには相手にGIVEし続けることや、知識はオープンにした方が得だという話、相手目線でのストーリーで説明責任を果たすべきという話など、仕事に取り込めたことがたくさんあった。
最後の最後まで粘ったものが大きな成果を手にできる(三木谷曲線) - 1分★読書
ブランド人になれ!
サラリーマンであっても、個人のブランド価値を高めることが大事なんだということが田端さんの熱い言葉で綴られている。 そして、そのための方法論も具体的に載せてある。 おもしろく、タメになった。
波の予兆をいち早く感じてポジションを取れ/「ブランド人になれ!」 - 1分★読書
多動力
リズムとタイミングを大事にして、たくさんのことをサクサク終わらせていく。完璧ではなくてもいい。オリジナルな濃い原液のような発言をすることで、みんながそのアイデアを一人歩きさせてくれる。そして、ワクワクするようなことで、自分の時間を埋め尽くすんだ。堀江さんのこのイメージを少しでも身に付けていきたいと思った。
自分にしかできない発言をせよ・原液を作れ/「多動力」 - 1分★読書
道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔
今年メジャーで大活躍だった大谷選手。彼の生い立ちや考え方にとても興味が湧いたので読んでみた。
たくさんの人たちのインタビューを丁寧に束ねてまとめられた1冊であり、好奇心を大切にして、先入観なしに、とにかく変化して、そこから学んでいくライフスタイルが、彼をとんでもない存在に押し上げたことがよくわかったし、彼を大切に育てて来た周りの人たちの姿にも感動した。
本人の思いや信念を探し生かしてあげることが一番大事 - 1分★読書
これからの世界をつくる仲間たちへ
落合陽一さんの語っている番組などを見ていると、言っていることは簡単ではないものの、いろんなことを自分の中でよく考えているから、オリジナルな言葉で、深いことをポンポン語ってくれるので、面白いし、なによりそのスピード感に圧倒される。
この本には、AIと人間の違いとか、自分が何をやっていくべきかを考えるヒントだとか、勉強ではなく研究こそが価値を生み出すのだとか、今大事なことが書かれている。
特に、問題解決を考えるうえでの5つの問いがすごくタメになった。
人が大事にすべきは「何かをやりたい」というモチベーション - 1分★読書
問題解決ラボ
テレビの「アナザースカイ」を見て、すごい人だと思ったデザイナー・佐藤オオキさんの本である。ヨーロッパの名だたる一流ブランド(グッチとか、ルイヴィトンとか)と契約して、ありそうでなかったデザインを提供しているのだ。
どんなことを大事にしながら、デザインの仕事をされているのかが垣間見える本であり、気さくな人柄が表現されていて、とても好きになった。センスではなく好きでいられることが大切という話が印象的だ。
アイデア出しには誰よりも好きでいることが重要 - 1分★読書
0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書
これも落合さんの本だが、これからの世の中で大事になることを踏まえて、彼なりの教育論が語られている。いわゆるSTEAMという科目が大事だというが、理工系科目STEMに加えて、なぜARTが大事になるのか?というところが、少し理解できた。
佇まい、アニマルスピリッツ、ワークアズライフなど、気になるキーワードに触れ、刺激を受けた。
アニマルスピリットがイノベーションの源泉となる - 1分★読書
お金2.0
この本もすごかった。 サピエンス全史ばりに、お金という切り口で、歴史を俯瞰したうえで、今起きてることと未来に起きることが書かれている。
未来の方向性を決めるのはお金のほかに2つあることや、お金の価値が下がっているなかで、お金以外の価値を測ることができるテクノロジーの進歩により、世の中は大きく変わろうとしている。
自律と分散。このキーワードをはっきりと意識すべきことを学んだ。
お金で買えないものの価値が高まっている/「お金2.0」 - 1分★読書
死ぬこと以外かすり傷
編集者、箕輪さんが自ら著者として書いた本である。
ここに挙げた今年良かった本のうち、彼が編集したものが何冊占めるだろう。
編集者の存在感は、これまであまり感じたことがなかったが、ここまでボクの腹にボディを打ち込んでくる本たちの編集者が実は同じ人だったという事実を突きつけられると、編集者箕輪さん、すごい!と感動してしまった。
彼の考え方がものすごくて、これはやばい。
まとめ
本を読んでいると、毎年すごいなと思える人に出会います。
今年出会った筆者で、特に挙げるとすれば、西野亮廣さん、落合陽一さん、箕輪厚介さん。
自分の考えをズバズバ言ってるから、本だけじゃなくて、人間としての筆者が頭に残る。
彼らを筆頭とするこれらの本の言葉でボクは間違いなく救われてきたし、鼓舞されてきたし、考え方をアップデートしてきている。
本当に感謝です。ありがとう。
以上でーす。