こんばんは。ぐもじんです。
今日は、ヨコミネ式の教育本を読んで、なるほどな〜と納得した話です。
息子のサッカースクールの原体験
うちの6歳の息子は、それなりに名が通っているサッカースクールに通っている(通うことはできる!)。
ドリブルの細かい足技の基礎練習をただひたすらに、2時間繰り返すという道場に近いスタイルのスクールだが、コーチは、決して手取り足取り教えたりしない。
ただ、よく見てマネをしなさいというのが基本。あとは適度に、それぞれの子に声をかけ、違ってたら違うよと言ったりはする。あとは、励ます。ええやんという。声を出させる。ゲキを飛ばす。
そんな中で、うちの子も、2年通って、やっとそれなりにできるようになってきた。もっと丁寧に教えてほしいと感じたこともあったが、ぐっとこらえて、見守ってきたわけだ。
そして今回、ヨコミネ式の本「ヨコミネ式 子供が天才になる4つのスイッチ」を読んで、ああ、そういうことかと、コーチの指導の良さがしっくりと理解できた。
ヨコミネ式のエッセンスを、少しだけ紹介したい。
子供には教えてはならない
子どもって、無理やりやらされることが嫌なだけなのだ。
教えるということは、こうしなさいという感じになってしまう。
そして、受け身になって考えなくなる。
だから、教えちゃダメなのだ。
才能開花の法則に乗れ
できることは面白い
面白いから練習する
練習すると上手になる
上手になると大好きになる
そして次の段階に行きたくなる
横峰さんの経験の中で見えてきた「才能開花の法則」がこれだという。
この法則に乗るためには、まず、やってみることだ。
そして、なんや、できるやんかという感覚のなかで、面白さを感じられるのだ。
この正のスパイラルにどうやったら入れるかというのが、ポイントになる。
どうすれば、いいのか?
才能開花の法則をうまく使えば驚くほど成長する - 1分★読書
やる気のスイッチを押せ
スイッチ1 子供は競争したがる
スイッチ2 子供は真似をしたがる
スイッチ3 子供はちょっとだけ難しいことをしたがる
スイッチ4 子供は認められたがる
そのために、子供がやる気になるスイッチを押すのだ。
横峰さんがいうには、4つのスイッチがある。
やりなさいというのではなく、スイッチを入れるのだ。
この、ちょっとだけ難しいことをしたがるという3つ目のスイッチが面白い。かなり難しいと感じたことを子供たちがやろうともしないのは、動物的な本能によるものらしく、単なる意気地なしではないのだ。ちょうどよいハードルを設定することが大切なのだ。
そして、4つめの、認めるというもの。
うちの子は、小学校になったときに、男らしく、コーチから呼び捨てで呼ばれるようになって、ますますハツラツとしてきた。褒めるとはまた違う「認める」ためのボキャブラリーやアイコンタクトを、身につけていきたい。
スイッチが入ったかどうか。その答えは子供の顔に買いてある
子供によって、どんな声かけが効果的かは変わるし、状況や心境によっても変わってくる。
この声かけで、スイッチが入ったか?
その答え合わせは簡単だという。
子供の顔に書いてあるのだ。
目が輝いているか。生き生きとしているか。
そうやって観察しながら、言葉かけやハードルの設定を微調整していくことだ。
まとめ
4つのスイッチは、子育てに関わる人には、すぐにでも使える話だ。
そして、スイッチを入れるということを意識したとき、兄弟が多い方がスイッチが入りやすいし、幼稚園やスクールなどの「みんなでやる」という場が、本当に効果的なんだなと思う。