Voyage of Life

3人の子育てパパが日常と読書から学んだコト

新・魔法のコンパス(西野亮廣) 最後の手紙が熱すぎた

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こんばんは。ぐもじんです。

先日の満願寺の光る絵本展以来、子供たちにもすっかり認識された西野亮廣さんは、いわゆる、我が家のアイドルです。

本日発売された新刊「新・魔法のコンパス」は、旧版をほとんど書き直したよと言われていたことと、子供たちにも読めるように書いたと、西野さんがおっしゃっていたので、めずらしく、電子書籍ではなく紙の本で購入して読んでみました。

この表紙を6歳の息子に見せて、「これ誰かわかる?」と聞いたら、「にしのさんやん」と、答えてくれた。それくらいの存在なんです。

 

前回よりもわかりやすい

これまで、西野さんの記事はしっかり追いかけているので、およそどこかで聞いたような話しではあるものの、今回の本は、目まぐるしく変化するお金や広告の世界で西野さんが行き着いた知識や知恵を、普遍性のある内容としてまとめたもののようです。具体的な話しを踏まえて、「人って、こうだよね。」「こういうところが大事だと思うよ」という、抽象的なまとめをくれている点が、非常にありがたかった。

これは、6年生や中学3年生の姉たちに、ぜひ読んでもらって、一緒に語り合いたいなと思った。

 

お金を稼ぐということ

「お金を稼ぐ」というのは「誰かから富を奪う」ということでなく、「みんなの富を増やす」ということ。

お金を稼ぐということの意味を、こんな風にまとめてくれていて、しかも、ものすごくわかりやすい例え話もしてくれている。

そうだよな。

お金のある人が、お金を払ったとしても、その富はスライドするだけだけれど、お金をはらいたいと思えるような価値が、この世界に生まれたということだから、みんなの富が増えたということなんだ。

なんか、ゼロサムゲームとかいう言葉は聞いたことがあったけれど、お金を払いたくなるような価値を生み出す行為がすばらしいということが、今までで一番、しっくりわかった。

最後の手紙が熱すぎる

この世の中で、ジタバタもがいている人たちに、熱いメッセージをくれている。

夢を追いかける人間には責任があるんだということが書いてある。

子供たちにもわかるようにという目線で書かれたこの本、アラフォーの胸にもしっかり、届いたよ。ありがとう。

 

今週のお題「アイドルをつづる」