こんにちは。
今日は、海外赴任したときの、飛行機の預け手荷物のことについて、少し書いておきたいと思います。海外赴任に限らず、何かを海外にたくさん持っていきたいときには、参考になるかもしれません。
海外赴任で荷物を送る3つの方法
海外赴任に際して、荷物を日本から海外に送るのですが、大きく分けて
- 船便
- 航空便
- 渡航時の飛行機のお預け手荷物
があります。
3つめの渡航時の預け手荷物は、他と比べると、内容物についての制限がやや緩く、また、到着後にすぐに必要なものを送る手段としては、特に重要になってきます。
しかし、重量制限があり、また、飛行機に乗る前と降りた後の持ち運びが課題になってきます。
お預け手荷物の重量と個数の制限
エールフランスの場合、以下の記載があるように、エコノミーであっても一人につき、2つまでの荷物を飛行機チェックイン時に預け入れることができます。
目的地を問わず、日本発であり、航空券を日本で購入された場合、23 kgの手荷物を2個(最大158 cm)まで無料でお預けいただけます。
エアフランスホームページ(手荷物は何個まで預けられますか?)より
うちの場合は、5人家族なので、10個です!
エコノミーの場合は、ひとつ23kgまでなので、230kgです。これはなかなかの荷造りでした。
ケースをどうするか?
しかし、これらの荷物をどのケースに入れるかによっては、ケースの重さがバカにならなくて、例えば、8kgのスーツケースを使った場合には、4割近くがケースの重量になります。
頑張って運んでいる荷物の4割がケースだよという事実は、ちょっと悲しすぎますよね。
だから、段ボールという手段がオススメらしく、ボクらは、スーツケース3つ。段ボール7つというシステムを取り入れました。
段ボールを取り扱いやすくするために
段ボールのデメリットは、やや弱いこと。
なんとなく紛失リスクも上がるという話もあります。
そして、キャスターや取手もないので、そこそこ重たい箱を取り回すのは、なかなか大変です。
これに対処するために、以下の方法を取りました。
- 段ボールは、厚手のものを選ぶ。(丈夫なもの、辺の長さが規定内のもの)
- 全ての辺にテープを貼る(強いテープとしてOPPテープを選びました)。
- 内側の箱の貼り付け部にもテープ補強する。
- 持ち上げられるようビニール紐(PPバンド)を2本取り付ける。
- 目印にテープをはる。
仕上がりは、こんな感じです。
テープや紐は、コーナンで売っていました。
どんなイメージのものか、最後にAmazonのリンクを貼っておきます。
重量チェックが重要
一番苦労したのが、重量のチェックです。
家の引っ越しの最中に、これは手持ちで行こうというものを切り分けて、10個の手荷物を全て23kg以下にして梱包するというのは、かなり大変で、労力を奪われました。
体重計で測定したので、わざわざ箱を持ち上げて体重計に載せて、超えたら減らして、、という作業の連続で、かなりつかれました。
この作業の合否が判定されるのは、飛行機に荷物を受け渡すチェックインカウンターです。
ここで、重さが測定されます。
ここでもしNGになったからといって、荷物をばらす気には、さすがになれません。おそらくお金を払うことになると思います。
そして、これが今回の結果の例です。
軒並みこんな数字だったので、かなりビビりました。23kgに対して、22.8kg!
思ってたより重い!やはり、体重計では精度が悪かったようです。余裕を持たせて正解だった、、
成田空港まで宅配で直送
空港までは、搭乗3日前くらいに、玄関まで荷物の引き取りにきてもらい、直送しました。
空港のターミナル宛にしておいて、そこでチェックイン前に荷物を受け取ります。
そこからガラガラの成田空港のターミナルを、ゆったりとカートで運んで、そのままチェックインしました。
チェックイン前の風景はこちらです、、
マルセイユで無事に受け取り
そんなこんなで、渡航そのものもなんとか乗り越え(新型コロナウイルスによる入国制限中の渡航)、無事にターンテーブルから荷物が全て出てきたときの喜びは、ひとしおでした。
箱は少しボロくなってましたが、中身は問題なかったです。
おわりに
ということで、ややマニアックな話でしたが、何かの参考になれば幸いです。
重量の管理が、実に苦労しましたので、今後のために良い重量計が欲しくなりました。
参考に、使いそうな道具たちを、載せておきます。