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読書感想文がグッとよくなる7つのコツ

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読書感想文の書き方について、今週はあれこれ書いてきましたが、今日は、これを心がけて書けば、読書感想文がグッと良くなるという7つのコツについて紹介します。

 

自分を登場人物に重ねる。

自分にしか書けないことを書くことが大切です。

だって、自分の読書感想文ですから。

自分を、主人公に重ねたり、あるいは、意外な脇役のキャラクターに自分を重ねることで、自分の心が少しでも動いたら、それを文章にしてみてください。

 

自分のことを書く。

本を読んでいて、少しでも思い出す自分の過去の思い出や経験があれば、それを表現してみてください。それが全く関係ないほど、読書感想文にオリジナリティが生まれます。あなただけの、あなたらしい感想文になるのです。

自分の思いや考えを、どう思われるかなというのはあまり気にせずに、まずは正直に書いてみましょう。

作家の村上春樹さんは、「村上さんのところ」の中で、読書感想文のコツを書いていますが、それは「途中でほとんど関係ない話(でもどこかでちょっと本の内容と繋がっている話)を入れること」らしいです。

本の内容から、どれだけ脱線して、自分のことや思い出したことをかけるかが大事なのかもしれません。

 

ちょっとオーバー気味に書く 

心が動いたら、それをちょっとオーバーなくらいに表現する。

感情というのは、なんとなく、抑えるべきのような気がしますが、感想文においては、どれだけ自分の心の動きを人に伝えられるかが大切なので、ちょっとオーバーくらいでちょうどいいんです。

 

具体的かつ細やかに表現する。

感じたことや、思い出した自分の体験を、できるだけ具体的に書きましょう。

やっぱり他人が読むということは、細やかに具体的に書かないと、伝わらないです。

面白かった。

と丸めて表現するのではなく、どういう風に何が面白かったのかをしっかりと書きましょう。

その辺が、やっぱり日記との違いですね。自分にしか思い出せない行間の出来事は、他人にはまったく通じないですから、書かないといけません。

 

身体の感覚を表現する。

細やかに書くというところの延長の話ですが、読む人にリアルに何かを伝えるためには、できるだけ身体の感覚の話を書きましょう。

そのとき、暑い夏なのに、鳥肌が立って、風がピューっと通ったとき、とても冷たく感じたとか、 なんかそういう感覚的なことを書くと、他人には伝わりやすいです。

 

あらすじは必要ない。

読書感想文なのに、本のあらすじを書くだけで原稿用紙の多くを使ってしまう例があります。だけど、あらすじはなくてもいい。

ただ、何かを伝えるためにどうしても必要なら、できるだけあらすじっぽく見えないように、大事な部分だけを切り取って書けばいいらしいです。

グッときたシーンとかセリフを、唐突だけれども、かぎ括弧(「○○」)でくくって、切り出せばいいんです。

 

実際の行動につなげてみる。

本を読んで、これからはこうしてみようと感じたことを書いたり、実際に行動してみたことを書くと、へー、そこまでグッときたんだなということが他人に伝わります。

本を読むことは大切ですが、どれだけ本を読んでも、行動に移さなければ、何も変わらないということを聞いたことがあります。

ぜひ、行動につなげてみて、それについて書いてみてください。

 

まとめ

ということで、今日はちょっと心がけるだけで、読書感想文がぐっとよくなる7つのコツについてでした。

 

 読書感想文の書き方全般については、こちらの記事を一度チェックしてみてください。