3ヶ月無料ということで、さっそく導入したApple Musicですが、これはヤバイです。
まだ試してみて1週間しかたっていませんが、ボクの音楽との付き合い方を根本的に変えることになりそうです。
はじめての音楽にどんどん出会える喜び
聞き放題ですから、いろいろ聴いてみることができます。
この自由な感覚がたまらない。
昔、TSUTAYAで借りたいCDを探すときに、お店にCDプレーヤーが置いてあって、自由に視聴していい!と知ったときに感じた、あの喜びを思い出します。
もはやTSUTAYAに行かなくても、どこにいても、たくさんの音楽が自由にスマホ操作だけで聴けるということなのです。これは本当にすごいことです。
For You でのおすすめ曲はどれもかなりいい。
好きな音楽のジャンルとかアーティストとかを最初に登録するのですが、それを基に勝手にオススメの曲とかプレイリストをプッシュで送ってくれます。「For You」というタブでこれをチェックできます。
ボクの場合、次のようなプレイリストが届きました。
- 夏だ!海へ行こう
- 仕事をしながら聴く音楽:1980年代のヒッツ
- GREEEEN:隠れた名曲
- はじめてのMONGOL800 などなど
聴いた曲が気に入ったらハートマークをタッチしておくと、それがまた今後送られてくるオススメの曲につながってくるのだとか。
検索もけっこう使える
検索で今聞きたい曲のキーワードを入れると、それなりの曲が出てきます。
例えば、砂浜でのリラックス感を感じたいと妄想しつつ、「ビーチ」と入れて検索すると、次のようなプレイリストやアルバムが出てきます。
- ビーチウェディング:砂浜で踊ろう
- ビーチで聴くほのぼのインディミュージック
- パーフェクト・サマー・ヒッツ(アルバム)
- サーフ・ガール・ミュージック(アルバム)
ちょいちょい聞いてみると、結構いい曲なんですよね〜
気に入った曲はマイミュージックに保存できる。
気に入った曲に出会ったとき、繰り返し聞きたくなりますよね。
そんなときは「マイミュージックに追加」もできますし、「オフラインで再生可能にする(スマホのローカルに落とす)」という選択もできます。
また、プレイリストに追加して、お気に入りの曲を集めていくこともできるのです。
(毎月の契約が終われば、これは聴けなくなるようですし、CDにも焼けないみたいですが・・)
データ通信量は少し気になるが、問題なさそう。
ボクはもっぱら家で無線LAN:WIFIで聴いてますが、電車ではモバイルデータ通信に頼ってます。データ通信量はどれくらいかというと、14時間で1GBらしいです(モバイル回線でApple Musicを聴いた場合のデータ通信量は?)が、確かにそんな感じですね。
ボクはAUのiphoneで、LTEフラット(基本は月5800円)のプランなので(割引を受けてますが)、通信制限が発生するのは、7GB(LTEフラット | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au)です。
だから、通勤や休み時間に1日2時間聞いたとすると、1ヶ月で60時間。4GBは超えてしまうのかもしれません。まあ、それなりです。それでも、WIFIじゃないときはビットレートを抑えているから、LINE MUSICよりデータ通信量は小さいらしいですが(iOS8.4のApple Musicはモバイル回線の通信データ消費量が少ないので安心!)。
データ通信量的にやっぱり厳しいならば、お気に入りのアルバムやプレイリストを家で見つけて、「オフラインで再生可能にする」機能で、iphoneにダウンロードしておいて、外で聴くというのがよいのかもしれません。
世の中に与えるインパクトを勝手に予想してみた
ということで、本当に音楽に触れる時間や出会いを増やしてくれたApple Musicですが、これによって、世の中がどういうインパクトを受けるかを勝手に予想してみました。
レンタルCD屋さんは潰れる
月1000円で洋楽を含めてたくさんの音楽が聞き放題という世界に対して、レンタルCD 屋さんは太刀打ちできなくなるのではないでしょうか。
レンタルビデオとしてはまだ生き残るかもしれませんが。
携帯会社の通信インフラが一旦パンクする
この革新的な世界が生まれたのは、ひとえにデータ通信の進歩のおかげですが、多くの人がデータ通信で頻繁に音楽を聴くようになると、携帯会社の想定量を超えてしまって、パンクするという事態が起こるのではないでしょうか。
元日に、あけましておめでとうメールは控えてください。というような話どころではない気がします。
ラジオのあり方が変わる
ボクの音楽との出会いを与えてくれていたのは、もっぱらラジオでした(関西なので、FM802です)。Apple Musicは、ボクの好みも考えながら、オススメの音楽を提供してくれるので、ラジオの存在価値としては、DJのキャラクターとか、リスナーとしての参加とか、季節や天気に見合った音楽の提供(ローカルの強み)とか、そういうところに限られてくるのかもしれません。一応、Apple Musicにもラジオがあるみたいですが、、
ということで、Apple Music、3ヶ月ということは、この夏たっぷり試せるのですから、ぜひ、トライしてみてください。
(ちなみにAndroidにはこの秋から対応みたいです)