Voyage of Life

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会社を面白くするには戦略思考で提案していくしかない〜大前研一氏「企業参謀ノート」より

  大前研一氏の名著である「企業参謀ノート」を分かりやすくした本を読んだ。 

企業参謀ノート[入門編] (超訳・速習・図解)

企業参謀ノート[入門編] (超訳・速習・図解)

  • 作者: プレジデント書籍編集部
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2012/07/30
  • メディア: Kindle版
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いくつか書き留めておきたくなったキーワードを整理し、以下をまとめてみました。

 

  • 企業が生き残るために必要な3つの力
  • 意思決定力を高める2つの鍵
  • もしこうなったらどうするか?を考えておく
  • 3年先を考える
  • 戦略を考えるツール:9象限マトリックス
  • 成功の鍵(KFS)を知り、そこに限定した戦いを徹底的に挑む
  • 考えることを楽しむ

ボクの解釈も入っているので、気になった方はぜひ原著をチェックください。 

 

 

☑企業が生き残るために必要な3つの力

論理的思考と本質を見極める分析力―――この2つを日頃から意識して磨くことが、自分の言行に説得力を持たせる唯一の道なのだ。~

もう一つ重要なのは、分析と論理で導き出した結論を、経営者や上司が実際の行動にしやすい形で伝える能力だ。

 

  •  論理的思考力
  • 本質を見抜く分析力
  • 結論をうまく伝える力
企業が生き残るために、企業人はこの3つの力を備えなければならない。
めまぐるしい環境の中で何を行うべきかを説得力のあるかたちで論理立てて方針を定め、意思決定につながりやすいかたちで社内に伝えていく。
 

 

人と違う人生を生きるためには、頭をフルに使わなくてはならない。進む道が危険かどうかを察知するために、自分が置かれた状況を素早く正確に分析する必要がある。

それは、企業が生き残るためだけでなく、個人が面白い人生を送るためにも必要である。

 

☑ 意思決定力を高める2つの鍵

ビジネスというのは戦争と一緒で刻々と変わる市場の中で、相手の戦力、作戦を推理し、その一枚上を行く戦略を遂行しなくてはならない。

そんな状況の中で勇断を引き延ばしにしたり、問題に毅然と立ち向かわなければ足元をすくわれる。そこではむしろ、「どのくらい完全主義を捨てられるか」が勝負を分けるカギとなるのだ。

いくらそれなりの方針をまとめたとしても、行動しなければ意味がない。

決断をするために完璧な回答を求めすぎてタイミングを逃してしまうというのは、日本人の傾向のようだ。

 つまり、どのくらい完全主義を捨てられるかが勝敗を分けるのだ。

アメリカなどでは責任が明確に決まっているので、意思決定が行われやすいが、日本の場合、みんなでコンセンサスを得てから決めるという文化が根強い。

こういう習性をただすことは現実的ではなく、それを前提に、決定がしやすい準備をすることが日本では求められる。

つまり、議論がぶれないように、できるだけ客観的な事実やデータを収集し分析して示すことだという。

大前さんは、コンセンサス文化を変えることは潔く諦めた上で、手だてを考えているところがスゴイと思った。
「こういうものは変わらない」という見切りが大切だと感じた。
 
 

☑もしこうなったらどうするか?を考えておく

 

日本人は、戦略的思考力が足りないらしい。それは、次のような歴史的背景が影響しているという。

ここは諦めずに変えていこうよということだ。

  • 日本は、中国や欧米という手本をなぞってきた歴史がある。答えを考えだすのではなく、手本から探すという傾向が強い。
  • 言霊信仰。悪いことを言ってしまうとホントウにそうなるというような観念があり、最悪のケースを考えることを避けてきた。

☑3年先を考える

10年先は予想が難しすぎる。明日、明後日のことは現場の指揮官の判断を重んじるべきである。

ならば、参謀が力を発揮すべきは、3年後あたりの戦略である。

いま、会社の中で、3年先を考えている人たちがどれくらいいるだろうか。

少なくとも、ボクは考えるようにしよう。コンセンサス文化は、ボトムアップの世界でもあるから、良い案をわかりやすく出していければ、仕事が面白くなるはずだから。

 

☑戦略を考えるツール:9象限マトリックス

マッキンゼー社で用いられている9象限マトリックスは、横軸に内的要因(社内の強さ)、縦軸に外的要因(業種の魅力度)をとったものです。

今後市場が拡大するかもしれない魅力の高い業種で、自社のポジションが低いのであれば、選択したところに集中投資して局部的なシェアを拡大するとか、そういう戦略を考える際の一つの指針となる。

 

☑成功の鍵(KFS)を知り、そこに限定した戦いを徹底的に挑む

たとえば、携帯電話会社であれば、契約者数を獲得することがKFS(キーファクターオブサクセス)であったが、その後、アイフォンが使えることなどもKFSになってきたりして、そこを押さえた孫正義氏のSoftBankが一気に勢い付いた。

刻々と変わりゆくKFSがなんであるかを把握し、そこに早くアプローチし、優位性を確保することが生き残りのカギである。

KFSをつかむには、仕事の流れを分解して順番に考えてみることなどが有効のようだ。

KFSの例として、本書には具体例がたくさん書かれていた。

 【KFSの例】

  • コーヒー、石炭、ウラン、レアメタル:原料確保(鉱床の質)
  • 養鶏業、半導体製造業:生産設備の規模
  • 航空機、高級時計、フェラーリ:設計力(信頼性、性能)
  • 医薬品、医療機器、ロボット:基礎研究
  • 部品:品揃え

☑考えることを楽しむ

答えがない状況に追い込まれたときに、いかに考えられるかが大切であり、考えることを楽しむことが大切である。

人と違った考えができることに価値がある。

まとめ

 今日は大前研一氏の企業参謀ノートを読んでの解釈を交え、以下をまとめてみました。

 

  • 企業が生き残るために必要な3つの力
  • 意思決定力を高める2つの鍵
  • もしこうなったらどうするか?を考えておく
  • 3年先を考える
  • 戦略を考えるツール:9象限マトリックス
  • 成功の鍵(KFS)を知り、そこに限定した戦いを徹底的に挑む
  • 考えることを楽しむ

 

 

会社を面白くしようと思うのであれば、こういう戦略思考を身につけた参謀に自らがなって、提案していくしかないのかもしれない。

ちなみに10月中なら元になっている著書「企業参謀」がセール中のようです。

 

 企業参謀 2014年新装版 (Kenichi Ohmae business strategist series(NextPublishing))

 

 

 

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