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Voyage of Life

日々の読書、子育て、暮らし、仕事から学んだコト

「四つ話のクローバー」から得た幸せになるための3つのコツ

本・読書
 
「夢をかなえるゾウ」や「人生はワンチャンス」などでおなじみの水野敬也氏の「四つ話のクローバー」を読んでみました。

 

 

 

四つ話のクローバー

四つ話のクローバー

 

 

 

 

4つの小話の中に、人生の本質とか教訓のようなものが込められていて、相変わらず、ユニークなタッチの物語です。
水野氏は、どうすれば、人生において大切なものを、記憶に残り、 実践につながる形で伝えられるかというところに苦心されていて、それが、物語形式、写真集形式などの工夫につながり、読者に支持されているようです。
 
なので、やはり物語形式で読まないと、うまく伝わらないかもしれませんが、この本から得られたうち、印象深かった3つのこと、これらは幸せになるためのコツと言えると思いますが、これらについてまとめておきます。

 

想像によって願望を育てろ

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 何かを頑張ろうと決めたのに、誘惑に負けて続かない。
それは、頑張らないといけないという、義務というか我慢の気持ちが抜けきっていないからです。
生物は嫌なものからは逃げるようにできています。
たしかに、アドレナリンとかドーパミンとか、脳内物質がより分泌されるのは、少し先にある喜びのためにいま必要なガマンよりも、今得られる快感とか喜びに結びつく行動なのでしょうから、そこに抗うこと自体が無謀な話です。
君が自分で決めたことを実行できないのは 、意志が弱くて誘惑に負けてしまうからではない 。君が 、自分の願望をきちんと育てていないからだ 。もし君が 、心から望む一つの願望を大きく育てれば 、他の誘惑 (小さな願望 )に負けることは無くなるだろう
そして、心から望む願望を大きく育てる方法は、「想像を楽しむこと」らしいです。
そうすれば、頑張らないといけないという状態から、頑張りたいという状態になってきて、誘惑に負けなくなるのです。
 
サッカーの本田圭佑選手が、小学生の作文で、自分の将来を克明に想像した文章を書いていたのを思い出します。将来の心地よいイメージを克明に頭で描くことが大事だし、有効であることの良い事例ですね。 
 
ガマンをロマンに。それを成し遂げるのは想像、ワクワク感なのです。
 
想像を楽しむときに邪魔してくるのは、経験です。
経験を積むと想像力が豊かになり、危険を予知したり、先読みして仕事をうまく進めることもできるようになりますが、逆に、なんとなく結果が読めてしまう頭になって、どうせ無理だとあきらめ、チャレンジできなくなるのです。
だから、やってみなければわからないという気持ちを持ちつづけるか、筆者の言うように、やったことのないことをやる、つまり、本当に先が読めない経験値の低い世界に一歩踏み出すのがよいのかもしれません。
 

欲求と感謝を両方大事にしろ

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ボクはこれまで、どちらかというと、現状に満足せず、もっと先へと思って走ってきたタイプの人間です。
しかし、禅とか、心を楽にする系の本を読むたびに、じゃあいつ幸せを感じるのだろう。あるいは、いったい何に執着しているのか?持っていないものを欲求するのではなく、持っているものに感謝することで、今すぐにでも幸せになれるのに。というような心の迷いが生じてしまう状態でした。
 
この「四つ話のクローバー」の2つ目の話、ハッピーコロシアムは、この点にまさに焦点をあてていて、欲求と感謝は支えあう関係であることをおしえてくれました。
 
夢を持ち 、欲求を持ち 、それに向かって努力すること 、人間として成長することは素晴らしいことです 。しかし 、それと同じくらい 、感謝すること 、今の自分に満足することも大事なことなのです。
私たちは 、成長するという戦いをやめ 、いつでも温かい家庭に戻ることができるのです 。そして十分に休んだら 、再び外に出て何かを求めて経験をし 、成長すればいい 。
いつでも幸せになれるんだから、失敗してもいいから安心してチャレンジすればよい。
もし傷ついたら、今あるものに感謝して幸せを噛みしめることで、回復できるし、やり直すことができるのです。
 
 

他人に共感するためにとにかく行動を変えろ

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相手の気持ちになって考えることが大切ということはよく聞かされてきたことでした。
この本でも、4つの話のうちの1つに、この共感することの大切さをテーマとして持ってこられていることが、やはりその重大さを改めて感じさせます。
 
この本が一歩踏み込んでいるのは、そうは言っても難しいから、まずは頭の中はさておき、行動を変えてみよというアドバイスをしていることです。ある意味、ハラ黒いですが、オトナとはそういうものなのかもしれません。
大事にして頂きたいのは 『行動を変える 』ということなんです 。頭の中では 『汚いな 』 『迷惑だな 』と思っていてもかまいません 。しかし 、とりあえず 『大丈夫ですか ? 』と声をかけてみる 。その人に共感している人だったらやりそうなことを 、実際やってみるのです
 
あなたたち自身のためにするのです 。そういう行動を取っていけば 、必ず考え方が変わってきます 。他人のことを自分のことのように考えられるようになるのです 。そうなれば人間は 、自然と他人から愛されます 。仕事も人間関係も 、驚くほどうまくいくようになるのです
無理やりでも、ハラ黒でもいいから、まず行動を変えることで、そのうち他人のことを自分のことのように考えられるようになるということらしい。
 
最終的に、利害関係のある相手とは、相手の要望にオーケーするかどうかが結論になってしまいます。全てにオーケーしては身が持たないし、組織の結論としてオーケーはあり得ないこともあるでしょう。
ただ、いきなりそれは無理ですというのではなくて、そこに至る過程において、相手の気持ちに寄り添った行動をとることが、結論の受け取られ方を違うものにするということなのだと思います。
 
ボクのようにせっかちで、頭の中と行動を一致させないと気持ちの悪い人間にとってはなかなか難しいのですが、もう少し意識して過ごしてみたいと思います。
急がば回れというやつですね。
 
以上、これら3つは、幸せになるためのコツとして、時々思い出したいと感じました。ちなみに4つ目の話はジンときました。
 
kindle版はこちらです。

 

 

 

四つ話のクローバー

四つ話のクローバー