読書感想文を書こうとする子供たちと親御さんたちの応援記事として、引き続き、課題図書を紹介します。
子供向けの本とはいえ、子供はこの本をどう受け取るのかなと、視点を変えて想像することは、いい刺激になります。
「みずたまのたび」は、小学校低学年向けの2016年課題図書に選ばれている、少し科学的な要素を盛り込んだ本です。
読んで感じるポイントを以下に挙げてみます。
ただ、大人にとっては少々当たり前のことを題材にしているため、読んだときの新鮮な印象を想像するのが難しいので、この本を読んだ子供たちが、どんな感覚を抱くのか、まずはそこがとても気になるところです。
水ってそうだったの?
身近な存在のお水。
バケツの水が乾いたり、川の水が増えていたり、雨が降ったり。
水は空気の中に存在できたり、集まって水になったりして、色々なところを旅している。
そんな事実は、おそらく想像することは難しいだろう。
目に見えないから。
かわいいイラストとともに、身近な科学を詰め込んだこの本から、子供たちは何を感じるだろうか。
あたりまえのことを考えてみる
水道から出てくる水は、どこからどうやってここに来たのだろう。
暑い日が続いて、雨が降らなくて、水不足だというニュースが流れてきたけれど、そのお水はどこにいったのだろう。
お水をみんなが飲みまくったら、水はなくなっちゃうのかな?
海はどれくらいの量のお水が入っているの?
海はなぜ塩辛いの?水道は塩辛くないけど。
このような身近なことを、当たり前と思わずに、なぜだろう?と考えてみるきっかけになれば、おもしろいですね。
読書感想文の書き方については、以下の記事もぜひご覧ください。
グッとくる読書感想文の書き方と2016年の課題図書(青少年全国コンクール)