「干したから」
この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校中学年の部)になっているものです。
この本は文の量としては少なく、写真集に近いものなのですぐに読めます。観察力とそこから何を感じられるかが問われる1冊です。
印象に残ったポイントを挙げておきます。
なぜ干すのか?
干したもの。
そう言われたら身の回りに干したものはけっこうある。
なぜわざわざ干しているのか?
そんなことはあんまり考えたことはなかったけれど、そういう理由だったのだ。
自然の恵みをすべて食べきれないとき、保存が効くように水分を抜くのだ。そしてまた、水に戻したりして、美味しく食べることができる。
誰が思いついたのかな。
人の知恵はすごいなあと思う。
珍しい写真がいっぱい
干したものという切り口で、これだけ色々な写真を集めたということが面白い。
いろいろな国の写真もあるから、世界の文化の違いも感じられる。
読書感想文のヒント
読書感想文を書く人のためにヒントを挙げておきます。
- 干したもので、ほかに見つけたものありますか?
- なぜ食べものは腐るんでしょうか。腐るとはどういうことでしょうか?
- 干すことがいいと気づいた人は、なぜ気づいたのだと思いますか?
- 身近なもので、なぜこうしてるんだろうと気づいたことはありますか?
- 日本の特徴って何かありますか?
読書感想文を書くコツや、その他の課題図書については、こちらの記事もご覧ください。
グッとくる読書感想文を簡単に書く方法と課題図書(青少年全国コンクール)2017年版