ぐもじんです。
テレビドラマ「チアダン」にハマってます。
映画チアダンの9年後という設定の話です。
福井県からチアダンス部で、全米チャンピオンになったJETS。そのとなりの高校の女子高生たちが、関東から来た転校生の呼びかけをきっかけに、チアダンス部を結成して、妥当JETSを目指そうという青春のストーリー。
そこには、めちゃくちゃ熱いメッセージがたくさん詰まっていて、一緒に観ている子ども達も、ココロを揺さぶられている様子。
オヤジとして、こういうメッセージを説教のように伝えても、多分子どもの心には1ミリも響かないだろうが、このドラマはホントにいい!
第1話と第2話より、グッときた言葉を紹介します!
やれるかどうかやない。やりたいかどうかや。
チアダンスで全米制覇しよう!というハイテンションな転校生の呼びかけに対して、できっこないよ。どうせ無理だよと言って、部員は集まらない。
土屋太鳳演じる藤谷わかばも、どうせ私には無理だと、その気になれなかった。
しかし、わかばには、子どもの頃からのJETSに対する憧れがあった。それは夢だった。
どうせできないからといって、その夢をあきらめてよいのか。
オダギリジョー演じる教師・太郎とたまたま夜に出会って話した。
無理な夢を抱いて、しんどい目に会うことよりも、そこそこ楽しければいいじゃない。
そう思っていた。思い込んでいた。
しかし、やりたいことをやってるときが、本当に楽しいのかもという太郎の言葉に、わかばは気づいた。
やれるかどうかではなく、やりたいかどうかが大切だということに。
そうして、転校生の汐里の呼びかけに応える形で、チアダンスをやりたい!と伝えることになる。心のブレーキを外した瞬間である。
できっこないをやらなくちゃ
わかばの姉・あおいは、JETSで3連覇を成し遂げたわけだが、その道のりは簡単じゃなかった。彼女を支えていたのは、この言葉であり、この歌だったことを知ったあおいは、新たな挑戦をしようと上京する姉を福井駅で捕まえて、この歌でチアダンスを姉に送る。
できっこないを、やらなくちゃ。
サンボマスターのこの曲は、今、娘たちと息子と僕の頭の中をグルグルとヘビーローテションしている。
泣きたかったり、悔しかったりのときに、夢がある
そんなあおいに姉はこういった。
「泣きたかったり、悔しかったりのときに、夢がある。」
一歩、リスクをとって踏み出さないと、夢なんてかなわないし、そういうときこそ、夢に近づいているということなのかもしれない。
お姉さん、かなりキレイです。
楽しいことは楽じゃない
チアダンス部の部活としての成立条件は8人の部員を集めることだった。
しかし、なかなか部員が集まらない。
やりたい気持ちを持ちつつも、親の反対や周りの生徒の目線などを気にして、チャレンジしない友人に対して、あおいは、こういった。
「楽しいことは、楽じゃない。」
まさに、そうなんだ。損得勘定ではとてもやってられないが、それでもやりたい。
そんなことの中に、本当に楽しいことが詰まっている。
ボクが、楽しいことって楽じゃないことなんだなと気づいたのは、だいぶ大人になったからだったけれど、女子高生がもうこれを悟っているなんて!
今や。
やりたい気持ちを押さえ込み、チアダンスなんてやらない方が楽だと思い込もうとしていたい麻子は、ついに、わかば達の終業式のダンスを見て、心を動かされる。
大人になってから困らないように、いまは勉強を頑張れという父親を押し切って、今しかできないチアダンスをやりたいと叫んだ。
今しかできないことをやりきって来たかと言われると、胸が痛いボクは、このセリフにはめっぽう弱いのだ。
人がやりたいことを笑うな
そんな入部宣言をした麻子には、ダンスなんて似合わないと、笑う奴がいた。
戦う人間の周りには、戦うことを逃げている人間がいる。
彼らは、自分たちを正当化したいために、戦う人間を笑うのだ。
必ずこういう人間がいる。
しかし、わかばは叫ぶ。
人がやりたいことを笑うな!
痛快極まりない。
stay hungry, stay foolish.
笑われても気にするな。アホでいいのだ。
現実を教える大人はたくさんいる。夢を教える大人がもっといてもいいんじゃないか。
教師・太郎が、チアダンス部の顧問になる決意をしたときの言葉である。
親として、どうしていくかを考えさせられる。
現実のことを教えることも大事だが、夢のことや、今は今しかないんだよということを、もっと忘れないようにしてあげたい。
まとめ
福井弁、結構かわいくて、いま家族は福井弁ブームです。
ほなの。