「すごいね!みんなの通学路」は2018年読書感想文コンクールの課題図書になっているものです。
印象に残ったところを少し挙げておきます。
世界は広くていろいろ違う
この本では、世界の子どもたちの通学路が写真でリアルに紹介されています。
学校に行くための通学路という馴染みの深い切り口で、世界を切りとったとき、こんなに国によって違うものなのだということがわかる。
日本では当たり前のことが、世界では全く違うのだ。
川を渡ったり、山を越えたり、すごい道を通って学校に行っているのだ。
なぜ、学校へ行くのか?
世界には、いろいろな国があるけれど、学校に行くということは、世界共通だ。
通学路はさまざまで、大変な道もある。そこまでして、なぜみんな学校に行くのだろうか。
筆者は、こう書いている。
みんな学校が好きだから。
みんなはどう思うだろうか。やっぱり好き?
行かなくていいよと言われたら行かない?
読書感想文のヒント
読書感想文を書く人に向けて、こんな切り口はどうでしょうか?
- 世界にはいろんな通学路があるのはなぜだと思いますか?
- 日本の通学路をどう思いますか?
- 日本は世界の中でどういう国だと思いますか?
- なぜ子どもは学校に行くのでしょうか?
- 「世界の〇〇」という形で、馴染みのある〇〇が世界ではどんな感じなのか、知りたくなったことはありませんか?
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グッとくる読書感想文の書き方と2018年課題図書(青少年全国コンクール) - Voyage of Life