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Voyage of Life

日々の読書、子育て、暮らし、仕事から学んだコト

会社員が上司からの信頼をつかむのはトラブルのときである。

 

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先日の遠藤選手から学ぶ成長力を維持するためのポイントの3つ目に、上司の信頼を得ることの大切さを挙げました。

中堅社員が成長力を維持していくための6つのポイント(サッカー日本代表・遠藤保仁選手の教え) - Voyage to the Future

 

今日はビジネスの世界で、上司からの信頼を得ることについて考えてみたいと思います。

☑️仕事のプロセスは見えにくい。

サッカーもそうですが、ビジネスマンも組織で仕事をしています。

個人の力だけでできることにも限界はありますし、相手の状態にも依るわけですから、どんなに個人的にいい仕事をしていても、負けるときは負けてしまいます。(個人の力量が成果と密接に関連するようなよほどの業種を除く)

そして、ビジネスマンは、サッカー選手と違って、ピッチでプレーするわけではありません。

ですから、仕事のプロセスにおける細かい動きの全てが上司らにじっくりと見られるわけではないのです。

これは、会社員が上司からの信頼をつかむプロセスは、実は、サッカー選手よりも複雑であるということを意味します。
 

仕事のプロセス(プレー)を見ずに、結果だけで評価されてしまうというのは厳しい話です。
 
もちろん、部下の仕事のプロセスをよーく見ている上司も中には存在しますが、多くの部下を持つ上司は基本的に多忙なわけですから、そんなケースは稀だと思ったほうがよいでしょう。 

☑️トラブルの時こそ信頼を得るチャンスがある。

 
そして、皮肉な話ですが、ビジネスマンは、良くない結果が出たときに、これまでの仕事のやり方・プロセスが問われることになります。
トラブルの際に、やるべきことをやっていたかという意味で、初めて仕事のプロセスにスポットライトが当たるのです。

そこで、普段からしっかり仕事をしていることが証明されたり、うまくそこからの挽回をはかる動きができれば、信頼が得られることになります。
 
逆に、意図しない結果がたまに起きた場合に、プロセスをおろそかにしていたら、それがいつものやり方だと思われてしまうので、信頼を無くすことになります。
 
つまり、ビジネスマンが信頼を得るためには、いつもしっかりとプロセスを大切にして仕事をする習慣をつけることです。
それこそが、良い結果を出す確率を高めるとともに、もし良くない結果が出たときに信頼を失わないための唯一の道なのです。 
 

☑️細かなプレーを見逃さない組織をめざそう。

ビジネスマンが信頼を得るのはトラブルの時だという話をしましたが、こういう組織は、いつも地道にリスクを回避しながらトラブルなく仕事を進めている社員の功績を見逃します。
また、うまくいった仕事における細かな部下のファインプレーを見逃すのです。
部下にとってはモチベーションを保ちにくい、いわゆる減点主義という世界になるわけで、そういう中で、良いプレーを地道に続けられるのはよほど自分に厳しいプレーヤーに限られるでしょう。

もしあなたが上司ならば、部下の仕事のプロセスを普段から気に留めて、 認めてあげましょう。
同僚は、同僚同士で、仕事のやり方を語り合いましょう。
それが、継続的に良いプレーを行う動機となり、チャレンジする勇気を高め、組織としての成功確率を高めるのです。
 
ビジネスの世界はややこしいと一括りに書いてしまいましたが、普段から、今のパスは良かったとか、プロセスを認め合う組織を作ることができれば、信頼感にあふれたチームとして、一段上の仕事ができるのです。