Voyage of Life

日々の読書、子育て、暮らし、仕事から学んだコト

理不尽に耐えるクールさと新しい世界を拓く情熱を併せ持て

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サラリーマンをしている方ならばわかると思いますが、会社では様々な理不尽が襲いかかります。
ある日突然、形ばかりの変なルールが出来たり、現場をわかっていない人たちからの要求を受け、とにかくYESということが迫られたりすることもあるでしょう。
また、これからは、外国人や女性や年下の上司とうまく付き合っていかないといけないシーンも増えてくるでしょう。
そんな状況においても、落ち着いていい仕事をやっていくには、どうすれば良いでしょうか?

 

会社は人生の3割と思え

ライフネット生命保険株式会社会長の出口治明氏(http://blog.livedoor.jp/deguchiharuaki/)は「君は、世界がうらやむ武器を持っている(田村耕太郎・著)」の中でこのように語っています。
「仕事が人生のすべて 」の人は 、私情や嗜好を仕事に持ち込む 。そうではなく 、仕事はプロフェッショナルとしてしっかりやるが 、趣味も楽しみ 、仕事以外の人間関係や 、家族も大事にするという人生のほうがかえってプロとしてクールに仕事に打ち込める 。
 
私情や嗜好を持ち込むことなくクールに、プロとしてきっちりと仕事をしていくためには、仕事は人生の3割くらいに思っていて丁度良いということです。
その方が変な焦りも無くなって、力も抜けて、敵も作らず、うまくいくのかもしれません。
 
ボクは、どちらかというと気持ちが入ってしまうほうなので、このアドバイスはとても心に染み入ってくるものがあります。
 
しかし、このクールというところが深くて難しく、解釈を誤って、ハートが冷めてしまうと方向を間違うことになると思うのです。
ここでも、難しいバランスどりが求められます。
 
 

冷めすぎてしまうのもよくない

クールになりすぎると、ともすれば、言われたことだけやればいいという受け身の人間になったり、組織の空気に対して波風立てない茶坊主になってしまう可能性があります。
 
しかし、そんな人間ばかりであれば組織の存続は危ぶまれます。
変化の大きな世界では、組織は変わっていかなければならない。
新しいことを始めなければ、生き残れない状況になります。
 
何か新しいことを始めようというときには、無理じゃないの?という理由を誰もがあげつらうなかで、たった1人から情熱を伝えていかなければならない。
そういう人材がいなければ、10年後は、ジ・エンドです。それこそが、激動の世の中で必要となる多様性なのです。
そもそも新しいチャレンジをやっていくような仕事をしていかないと、人生、面白くなりません。
 

情熱は心のずっと奥の方に

だから、やはり、情熱を持ったプロフェッショナルが必要だ僕は思うのです。
そして、そういう人材を大事にして、アイデアに共感し、引き上げる人間が必要なのです。
 
Appleの最高デザイン責任者、ジョナサン・アイブ は、その才能を本格的に認められて陽の目を浴びたのはスティーブ・ジョブズがAppleに戻ってからのことだったという。
 
プロとしての情熱をうちに秘めつつ、クールに理不尽と戦って、ジョブズと出会うチャンスまで、その魂を生き残らせていたのかもしれません。
 
熱い気持ちを心の奥の方に宿しつつ、日々の仕事はクールにプロとして対応する。
このバランスが大切なのだと思います。