こんばんは。
新型コロナウイルスの件、ヨーロッパの改善状況がはっきり見えてこない中で、日本にも緊急事態宣言が出されてしまい、なかなか厳しい状況が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、ついに初めてのリモートワークを自宅で経験しましたので、そのことについて今日は書きたいと思います。
リモートワークを取り巻く職場環境
リモートワークは、働き方改革の波を受けて、会社の制度として認められてきていましたが、実際に活用するのは、子供が生まれたばかりの中堅たち。この1年は、そんな感じでした。
やはり、会社全体に、もちろんお客さんにも、リモートワークという働き方が認知されていないので、なかなかやりにくい環境だったんだと思います。
そんな彼らは、先駆者として覚悟を持って、歩んでいってました。
40歳も半ばのボクは、そんな彼らに対して羨ましいという思いもあったわけですが、子供はそこそこ大きくなっているので、子育てのためという理由は認めてもらえそうにないと感じてしまったことと、そもそも、ある製品の設計リーダー的な役割をしていたこともあり、現場に行ったり、あらゆる人たちとのコミュニケーションのハブになる必要もあったので、それはかないませんでした。
だから、そんな在宅勤務を選択した彼らを、最大限サポートしてきました。やっぱり、出社している人が割りを食うという事実を感じながらも。
ということで、少しまとめると、在宅勤務などのリモートワークを選択する人は、これまではかなり限られていて、それは、以下の理由によるものでした。
- まだまだリモートワークが認知されておらず、雰囲気的に、覚悟が必要な状況だったこと。
- 仕事の内容として、リモートではやりきれない部分が残っていること
- インフラが、全員分は揃っていないこと。
緊急事態宣言というトリガー
ところが、新型コロナウイルス対応のため、緊急事態宣言が出され、ボクの住む県も対象地域となったことを受け、大きく状況が変わりました。
外出自粛(法第45条第1項)が、どこまでのものなのか。会社方針をはっきりさせるのは、なかなか難しいものだったと思いますが、できる範囲で、人の接触を減らし、可能な範囲で在宅勤務をするという話になったようです。
本当に、こういうときには、リーダーの倫理観とか哲学が求められますね。
そんな中で、ボクは、とりあえず本来は、海外赴任するはずだったわけで(いつまで延期なんだろ)、それくらい仕事のタイミングは落ち着きつつあったわけですし、チームに仕事を引き継いできたわけですから、ボクは、もう、リモートでも十分やれる体になっていました。確認や相談などはメールや電話で対応できてしまう。
グッとニーズが高まった中で、リモートができないとすれば、全員分のインフラが揃っていないというところでした。
しかし、ざわめく社内の議論の渦の中で、そういう業務状況にあるボクに、限りあるインフラが回ってきたのでした。
リモートワークをやってみて感じたこと
リモートワークをやってみて感じたのは、これ最高やんということでした。
まず、通勤がないのは、すごくラクでした。
そして、休憩のときに、気軽に腹筋や腕立て伏せをできる。
そして、休憩のときに、子供とジャレあえる。
定時で終えたら、まだ明るいうちに、ジョギングに行けるし、ご飯を一緒に食べれる。
これは、確実に、ワークライフバランスのライフの方のクオリティがあがるわ。
まあ、そりゃそうですよね。
しかし、問題なのはワークです。
ワークがシャンとしないと、ライフも盛り上がりませんから(というのは、アラフォーの発想なのかもしれませんが・・)、むしろワークへの影響が大事だと思っています。
しかし、それについては、今の仕事の状況では、あまり課題にはならないと感じます。しかし、やはり急を要する決定が目白押しとなるような状況や、なにかリーダー的な役割を果たさねばならないならば、どのようにヒトとモノにスピーディに確実に接していくかというところが課題になりそうです。
だけど、まあ、確実に言えるのは、
職場に存在しているだけで、なんとなく仕事をしている感じになっていたオジサンたち(もちろん、ムードメーカという役割の方もいらっしゃるでしょうが)には、リモートワークは、自分たちがどう生きていくかという覚悟を、改めてはっきりと迫るものになるだろうなということです。
みんなからは姿が見えないので、アウトプットが全てです。
とにかく、チャットに発言する。文章や書類を作成して発信する。そういう形にして発信していくことを、強く意識しないと、存在価値がないことがはっきりしてしまうでしょう。
まとめ
ということで、初めてのリモートワークをした話でした。
まずは、チームや座席の周りの人へ、メールやチャットで、おはようの挨拶をしていくところから入りました。もう少し続けていって、感じたことを、また書いてみたいと思います。
それでは、今日はこの辺で〜。