最近は、新型コロナウイルスによる外出自粛要請を受けて、できるだけ家にいなければなりません。
こういう時期にしかできないことがあると思って、楽しむ方法を見つけるしかないですよね。
うちの子供たちと嫁さんは、毎日ひとつ、映画をみることにしているらしいので、この週末は、その流れに乗って、フランス語の先生から嫁さんが勧められたというフランス映画「最強のふたり」を家族で観ました。
こんな映画です。
パリの邸に住む大富豪フィリップは、事故で首から下が麻痺状態に。他人の同情にウンザリしていた彼は、フザケた理由で介護者選びの面接に訪れた、スラム街出身の黒人青年ドリスを採用する。その日から正反対のふたりの衝突が始まるが、偽善を憎み本音で生きる姿勢は同じだった。互いを受け入れ始めたふたりの毎日は、ワクワクする冒険に変わり、ユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく…。心温まる絆を実話を基に描いた感動作。
出典:オリコンデータベース
うん。すばらしいまとめです。
映画を観ながら、家族みんなで笑いましたし、うん、
なんか、人生いろいろあるけれど、ガードを下げて、ありのままの自分で、相手のことを受け容れて、思いやって、楽しんで生きていきたいよね。という気持ちになりました。
そして、やっぱり人生において大事だなと思ったのが、
笑顔
遊び心、ジョーク
本音
思いやり
芸術などの教養
です。
笑顔
この映画で印象的だったのが、笑顔です。
特に、ドリスですが、本気で笑っている。
それにつられて、フィリップも笑う。
演技を超えた演技がそこにありました。
あの誕生日のダンス、最高だったな。
遊び心、ジョーク
笑顔のベースにあるのが、遊び心です。
きついジョークも、受け止めて、ジョークで返す。
お前、言い過ぎやぞ!と、切れることをしないわけです。
こういう奥深さを、ボクも少しでも身につけたいと思いました。
もっと、身の回りには、ジョークが溢れていてもいいよね。
これは、日本だからなのかなあ。
本音(素直)
フィリップの世話役を雇うという面接で、いきなり本音をぶつけたケビン。
そういう態度がかんにさわる人がほとんどかもしれないので、いつも本音をぶつけることが良いわけではないのでしょうが、フィリップは違いました。
お金持ちであり、かつ、障害者という、孤独を背負ったフィリップを、人間として輝かせて行ったのは、ケビンが本音でフィリップと向き合ったからなのだと思います。
思いやり
ただ、本音で言いたいことをいうだけではなく、ケビンには思いやりがありました。
その人が本当に求めていることを理解して、シンプルに行動することができたのです。
この力が、どこで育まれたのかな?
子供たちとも、そういう話をしましたが、たくさんの兄弟の面倒をみてきたなかで、自然に培われたものじゃないかという意見に納得しました。
芸術などの教養
芸術は、人類がこの世に残せる唯一のことだ、みたいなフィリップのセリフが印象的でした。
彼は、絵画や音楽などの芸術を愛し、その意味合いを深く感じることができる人でした。そんなフィリップから芸術の手がかりを吸収することで、ケビンは、人間としての深みや魅力を増すことができたのだと思います。
まとめ
人生はいろいろある。
もっと、ありのままの自分で、相手のことを思いやって、遊び心を大事にして、生きていきたいなと思える映画でした。
とても、オススメの映画です。
Amazonプライムビデオでも、観れますよ。