Voyage of Life

3人の子育てパパが日常と読書から学んだコト

子供三人育てることは二人育てるのと全く違うという話

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こんにちは。ぐもじんです。
子ども3人目が欲しいけれど、どうしようかと悩んでいた時、次のような言葉を知人から言われました。
  • 子どもを3人育てるのは、2人育てるのとそんなに変わらないよ。
  • 思ったよりも3人目の子育てはずいぶん楽らしいよ。
しかし、それは大ウソでした!
 
3人目がようやく2歳になる今、忘れないうちにその辺のことを書いときます。
 
追記(2023/3月):
この記事は8年以上も前のもので、久しぶりにチェックしてみたのですが、特に内容をアップデートすべきと感じるものはありませんでした。少子化対策は、相変わらず議論が続いていますが、短期的かつ小規模な手当とかで、何かが動くものではなさそうです。長女も、すっかり大きくなってしまいましたが、3人目の息子と遊ぶ日々は、まだなんとか続いており、幸せを感じています。

 

子ども3人育てることは2人育てるのと全く違う理由

理由1:まず、手が足りない

親2人で子ども3人の面倒をみるのは大変です。
そりゃあ、上の子達は大きくなって、下の子の面倒をみてくれることも多いが、それなりに年頃に応じた悩みも抱えてくるわけで、それぞれへのケアが必要です。
いつまでたっても、子どもは自分のことを一番愛して欲しいわけです。
 
だから2人で3人をみるのは、物理的に手や目が足りなくなる。
 
例えば、お手玉も、2個までは余裕ですが、3個は急に難しくなる。
まさに、それくらい、劇的にハードルが上がるというイメージです。
 
ボクが仕事に行っている時は、ヨメは3人見るときが多いので、クタクタになってます。片手で3つのお手玉ですから、そりゃそうですよね。
 
そういう意味では、親と同居などであればよいのでしょうが、今の核家族が多い時代には、なかなかキツイものがあります。
 
ちなみに、「子供が一番自分のことを愛して欲しい」ということについては、心理学者アルフレッド・アドラーがこんなことを言っています。
子どもたちは親の愛を奪い合うなかで性格を形成していく


 親の手が足りないことは、愛の奪い合いが激しくなるということ。

少し注意が必要です。このライバルのいる環境の影響は大きく、第一子、第二子、第三子、それぞれの性格に傾向が見られるほどのようです。

理由2:会話しにくい

会話というのは、基本は2人で交わすものですが、5人家族だとしゃべりたいときに誰かがしゃべっていたり、しゃべっているときに子どもが割って入ってきたりして、もう、わーーーっとなるのです。
 
  • 2人暮らしのカップルが会話を交わす組み合わせは、1組です。(夫と妻)
  • 3人暮らしの家族が会話を交わす組み合わせは、3組です(夫と妻、夫と子、妻と子)。
  • 4人暮らしの家族が会話を交わす組み合わせは、6組です。(ごちゃごちゃするので書きません)
そして、
  • 5人暮らしの家族が会話を交わす組み合わせは、10組です。(書く気が起こりません)
 
つまり、会話の量が会話を交わす組み合わせに単純に比例するとすると、子ども2人のときよりも、会話が単純には1.6倍くらいに増えることになります。
 
しかし、時間の制約があるときには、そうもいきません。
だから、気を付けないと、子供一人に対する会話の量が減ってしまうのです。
 
子どもというのは、他の兄弟、姉妹が話しているときに限って、なんであんなに話したがるのでしょうね。そんなときは本当に全部聞いてあげることができなくて、聖徳太子になりたい気分になります。
 逆に言えば、家族の会話の量がすごく多くなるわけで楽しいのですが、まあとにかく騒々しいわけです。
だから、子供達それぞれと1対1になる時間をちょっとずつとって、じっくり対話する時間を確保するのが良い。
よ、嫁さんとも。
 

理由3:何かとコストアップする

やはり、人数が増えた分、何をするにしてもコストがアップします。
例を挙げると、
  • 服や靴やおもちゃが増える(おさがりをもらって、だいぶ助かりました)
  • 食卓が小さくなる(大きい食卓に変えました)
  • 収納や部屋が足りなくなる(今の家でずっと暮らせるか不安)
  • 5人乗れる車が必要
  • 外食しても5人前(4人席では足りないから待つことも多い)
  • 旅行しても5人前
  • 習い事や学費も3人前
まあ、それなりに、何かを割り切らないと、やってけません。
(少子化対策担当大臣、今や1億総活躍大臣かな?、わかってくださいね)
 

それでも、3人の子どもたちのおかげで最高の毎日

と、これまで、3人の子どもを育てることの大変さを語ってきましたが、じゃあ後悔してるの?と聞かれると、

 

まったく後悔してません!

 
まー、大変だし、自分の時間などほとんどないし(ブログは負けずに書いてます!)、余裕もないけれど、子どもたちが元気に仲よく遊んでいる姿や笑顔を見ていると、そんなものは吹き飛ぶくらいの幸せや希望をくれるのですよ。
 
本当に、ありがたいです!
ありがとう!
 
ただね。2人も3人もあまり変わらんらしいよーという人がいたら、それは全力で否定しておきたい。
3人育てるというのは、それだけの覚悟が必要なのです。
 
ただ、3人育てるかどうかは、そんなに頭で考えて答えが出せる話ではないし、そんなにうまく生まてくれるわけでもない。健康で大きくなる保証もない。
結局は、ハートの問題なのだと思います。
 
今日はまた、とりとめもない話でしたが、いじょうでーす。 
3人目の子どもをどうしようかと悩んでいたときの話は、こちらの記事に書いています。こちらもぜひ読んでください。