こんばんは。MONDAYですね。ぐもじんです。
プロテニスプレーヤー、ジョコビッチのアドバイスに従い、2週間小麦断ちしてみたので、その結果をお伝えします。
1.「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読んだ
きっかけは、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読んだこと。
試合中に突然身体に変調をきたし、勝てる試合を落としたジョコビッチは、その映像をみていた自国の医師から、小麦を食べないように指導された。
これをきっかけに、彼は早い反応を取り戻し、世界一のタイトルを数多く奪っていく。
ジョコビッチ本人が、小麦をやめたことが強くなったきっかけと言っているのだから、なんらかのメリットがあるに間違いない。
小麦を食べない14日間で劇的に変わることがある/「ジョコビッチの生まれ変わる食事」 - 1分★読書
この本には、いろいろ書いてあるが、頭が整理できたのは、最後の解説のところだ。
ボクの理解した小麦を食べないメリットは、次の4つである。
- グルテンアレルギーの人がいる。気づいてないが、もし自分がそうだったら、グルテンを多く含む小麦を摂取することは、身体に負担をかけている。
- 腸で吸収されたグルテンにより、腸内細菌からの毒素が出て、脳で炎症を起こす。神経伝達物質をうまく蓄えられなくなる。
- グルテンが腸で吸収されたとき、脳の中でモルヒネ状の成分が生み出され(オピオイド受容体と結合し)、脳が霧のかかったような状態になる。禁断症状を起こさせ、また食べたくなる。
- 小麦が血糖値を急激に高め、インシュリン濃度も急激に高め、臓器を腐食させる。余った糖分が脂肪として蓄えられやすくなる。
頭がモヤっとするときがあるのは、寝不足のせいだと思ってたけど、そういう話があるのかと、とりあえず2週間、彼の言葉に従い、ボクも小麦をやめてみた。
2.小麦を食べないことでボクが得たかったもの
嫁からは言われました。
なにめざしてるの?
ジョコビッチって、ほんの一瞬の反応が勝敗を分けるような厳しい世界で戦ってるから、それも効くのかもしれないけれど、あなたはそうなの?
まったくその通り。
なぜ、あれほど感情豊かに生きている嫁が、ときにこれほどの正論を冷静に語るのか。
世間ではグルテンフリーダイエットなる言葉も溢れているが、別に痩せたいわけではない。
ボクが欲しかったのは次の2つだった。
・キレキレの頭と身体
・安定した血糖値による健康な身体
3.その結果どうだったか?
2週間、なるべく小麦を食べないようにした。
パンは一切食べなかった。
うどんやパスタ(サラダについてくるちょっとしたパスタさえ)も我慢した。
白米は食べた。
揚げ物の衣は、ちょっと食べた。
ビール、ちょっと飲んだ(小麦のビールではない)。
家族で丸亀製麺のうどんを食べに行けないことへの嫁さんの不満を笑顔でしのぎつつ、ビールはいいんかい?という視線にも耐えまくった。
その結果どうだったか。
<キレキレの頭と身体>
頭がすっきりして、身体もキレている感覚はある。しかし、小麦を食べていても、このキレがあるときはあったと思う。これがホントに小麦をほぼ食べてないおかげなのか、もう少し試していきたい。
ただ、そんなに麺類を食べたいとも思わなくなった。食べれば食べるほどまた食べたくなるグルテン特有の禁断症状は排除できているのかもしれない。
<安定した血糖値>
血糖値は測っていないのでわからないが、会社で前ほど間食をとりたいと思わなくなった。残業の時も、少しピーナッツを食べることでしのげた。
血糖値の乱高下に伴う低下が抑えられていたからかという気もするが、今は気のせいだったと思う。
だって、白米はしっかり食べていたから。
血糖値の上がり方を示すGI値でいうと、白米は決して小麦に劣るものではないから、血糖値の乱高下の防止を目的に、小麦断ちをするとしたら、白米も断って玄米にするとかしないと、意味がなさそうだ。
ハリウッド女優がグルテンフリーダイエット成功などの記事を目にするが、それは欧米人があまり米を食べないなかで、小麦も断ったら、かなり血糖値としては安定する方向に改善されたのではないかと思う。
米を食べる日本人はそう簡単ではない。だから、本気でこれをやるなら、せめて玄米にしないといけない。
4.まとめ
小麦断ちは、頭をキレキレにするのに役立つ感触は少し得られた。
ただし、血糖値については、白米を断たないと、安定をはかることはできないと思う。
米の玄米化はまだ考えていくとして、小麦断ちはゆるやかに続け、なるべくパンや麺類を避けようかなと思う。
特に、勝負どきの前なんかは小麦を取らないようにしよう。
また、嫁に言われそうだな。
あなたの勝負どきって、いつなの?と。