Voyage of Life

3人の子育てパパが日常と読書から学んだコト

アドラーの「嫌われる勇気」続編が出版される理由

アルフレッド・アドラーの教えを物語で伝えてくれる本「嫌われる勇気」はもう読みましたか?ついに100万部突破したらしいですね。
 
そして、「嫌われる勇気」の続編「幸せになる勇気」がいよいよ2/26に発売されます。ボクにとっては珍しく、この2年間で幾度も読み返すくらいの本の続編が発売されるわけですから、ほんとに楽しみです。
 
しかし、筆者にとって「続編を書く」というのはなかなか難しい選択だったようです。
そりゃ、期待のハードルが上がっちゃってますもんね。前のがよかったとか、儲け主義だとか、いろいろ言われるのも承知の上で、なぜ続編を出すのでしょうか?
 
筆者の古賀史健氏は以下のように語ってます。
なんとかブームではなく、ひとつの選択肢としてでもいいから、定着したものにしていきたい。いや、しなきゃなんない。ということで、続編に臨む決心を固めました。ある意味、「ブームを終わらせるため」とも言えますし、それが一作目以上にむずかしいハードルであることはよくよくわかってます。続編を書くということ|古賀史健|note
 
アドラーの教えは以下の記事にまとめていますが、頭ではわかっていても、実践していくのは非常に難しいと言われてます。

 

 

どんなにいい考え方を知っていても、慌ただしい日常の中で忘れてしまって使えないんじゃ意味がない。
amazonでは、この本の紹介として、次のようなことが書いてあります。
アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。
アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か?
 
筆者が訴えたいのは、まさに、机上の空論にしてはいけないよということであり、アドラーの教えの実践編のような内容なのかもしれません。
 
アドラーの教えを定着させていきたい。それによって、世の中がとてもスッキリして、人が人にもっともっと優しくなって、幸せな世の中になるかもしれない。
そういう、世の中に貢献していくために、なんと言われようとも、思いきって続編を出そう。伝わる人はきっといるはずだから、という筆者の心意気を感じます。
 
まさに、続編を出す勇気。
アドラーの考え方をここでも実践してるんだなぁと思います。
 
楽しみですね!
幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

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Kindle版もすぐに出るんですね!
幸せになる勇気

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