「がっこうだって どきどきしてる」は2018年読書感想文コンクールの課題図書にになっているものです。
印象に残ったところを少し挙げておきます。
学校に感情があったなら
主人公は、新しく建てられた学校です。
子供たちはどんな気持ちでやってくるのだろうとか、いろいろ感じながら子供たちのスクールライフを見守っている。
生き物やモノに感情があったなら、どんなことを感じているのかなということをテーマにした本はいろいろあるが、学校という建物級の大きなモノを擬人化しているところが特徴的だ。
不安な気持ちを乗り越えていくこと
いろんな子どもがいる。
学校に行きたくない人もいるし、学校なんてキライだという子どももいる。
がっこうだって、不安も感じるし、どきどきしている。
しかし、用務員さんにも励まされながら、それを乗り越えていく。
誰だって、不安な気持ちを抱えるものだ。
しかし、ぐっとこらえたり、勇気を出したりして、乗り越えていくしかないのだ。
用務員さんが学校を支えている
がっこうを支えているのが用務員さんだ。
落ち込んでいるがっこうに、彼は言葉をかける。そして、掃除をする。まさに学校を支えているのだ。
学校って、いろいろあるけど、みんなにとって忘れられないステキな場所なんだという言葉が印象的だった。
アメリカの国旗がところどころに描かれているように、舞台はアメリカ合衆国のようだ。アメリカの学校と日本の学校は少し違うのかもしれないが、みんなの学校を支えてくれている用務員さんの存在を改めて考えてみるきっかけになりそうだ。。
読書感想文のヒント
読書感想文を書く人に向けて、こんな切り口はどうでしょうか?
- あなたにとって学校は、どういう存在ですか?
- あなたの学校に感情があったら、どういう気持ちでいると思いますか?
- 学校を支えてくれているのはどんな人でしょうか?
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グッとくる読書感想文の書き方と2018年課題図書(青少年全国コンクール) - Voyage of Life