kindle unlimitedという読み放題のサービスが開始されて、これがなかなか使えそうだという話をしましたが、もう試されましたか?
さらに衝撃の事実がわかったので、今日はそのことについて書きます。
kindleには、ものすごく便利で、これぞ電子書籍の最大のメリットではないかという「ハイライト機能」があります。線を引きたくなったところが、電子データとしてクラウドの自分のアカウントに保存される機能です。
しかし、読み放題のunlimitedでは、10冊以上の本を同時に持てないので、読み進めていくと、一旦手放さなければなりません。では、手放した本のハイライト機能はどうなってしまうのか?ということについてです。
試してみました。
kindleのハイライト機能はものすごく便利
まず、ハイライト機能がいかに便利かということについてです。
たくさんの本を読んでいくと、やはり内容を忘れていきます。
読んだ後に手に入れた、「よし頑張ろう」という気持ちなども忘れていくのです。
このため、気に入った本は何度も読み返すのが良いですが、より手早く読み返すために、要約版、というか、読んでグッときたポイントの備忘録メモがあれば、とても役に立ちますよね。
朝の電車でさっと3分で、お気に入りの本の要約版を読むことができれば、その日を悔いのない、よい1日にすることができるかもしれないのです。
kindleのハイライト機能を活用すれば、本の要約版が簡単にできあがるのです。
もったいぶって、要約版と言いましたが、方法は実に簡単で、次の手順となります。
- kindle本(kindleストアのベストセラー )を買います。
- kindleが読める端末(Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラックなど 、ipad、スマホ、iphoneなど)で、本を読みながら、ハイライトを引きます。タッチパネルを指でなぞれば、気になるところにアンダーラインが引けて、それが保存されるのです。
- kindleをインターネットに接続された環境に持ち込みます(勝手に読書記録やハイライト箇所がkindleのサイトに同期されます)。
- kindleのサイトを開き、自分のアカウントでログインします。
- kindleのサイトの一番上のメニューから「Your Highlights」を開きます。
- kindleでハイライトを付けた文が全て一覧で載せられていますので、コピー&ペーストして、自分だけの要約版を作ります。
- evernoteなどのクラウド上に要約版を送っておけば、いつでもチェックできるようになります。
kindle unlimited読み放題で保存されたハイライトがどうなるか試してみた
結論からいくと、手放した本のハイライトは消えません。ちゃんと保存されています。
サンプルとして、昨年度のベストセラー「超一流の雑談力」で、試してみました。
まず、1箇所だけハイライトをつけます。
kindleのサイトでハイライト部をチェックすると、以下のようになってます。
次に、11冊目の本を読むために、この「超一流の雑談力」を一旦手放しました。
まだ、ハイライト部にはちゃんと残っています!
そして、再度、「超一流の雑談力」を取り込みました(別の本を手放す)。
中身を見ると、手放す前に引いていたハイライト部が残っていました。
そして、さらに読み進めて、あたらしいハイライトの線を引いた後、kindleのサイトをチェックすると、ちゃんと「超一流の雑談力」のところに、新たなハイライト部が加わっていました。
こりゃすごい。
つまり、読書メモは無限に残していける
同時にダウンロードできるunlimited本には、10冊という限りがあるけれど、線を引いて残していけば、そこで得られたグッときたポイントや要点は無限に残していけるし、いつでも見れるのです。
要約版を無限に作っていけるのです。こりゃー、すごい。