東海道新幹線や山陽新幹線に乗ったら、最近座席にはこういうシールが貼ってますよね。この「スマートEX」というサービス、登録して使ってみたのですが、すこぶる快適で感動するレベルでした。まだ試していない方はぜひどうぞ。
これまでのEXpress予約
実はこれまで、新幹線の予約には、EXpress予約を使ってきました。
これは年会費が約1000円必要でした。
割引もあるし、乗車ごとにポイントがつきます。ポイントがたまればグリーン車に乗れる権利が得られます。
だから東京に行くときに、何度かグリーンで、リッチな気持ちになったことはありました。
しかし、有効期限が1年程度なので、そこまで頻繁に新幹線に乗らないボクにとっては、割とタイトなポイントシステムでしたし、まあグリーンでなくても、十分快適だったのでした。
つまり、ネットで手軽に予約変更ができる。少し価格が安く買える。というところが大事なポイントとして重宝してきたのでした。
ちなみに、特急券が安く買えるので年会費をチャラにしてくれる感覚でした。
スマートEXの大きな違い
スマートEXは年会費がゼロ円。しかもネットで予約変更もできます。ただし3日以上前から事前予約しないと、会員価格では買えないという違いがあるみたいです。
そして、今持っているクレジットカードで決済できます。買った切符の情報が、今持っている交通系ICカードに自動でリンクされるので、スマホで切符を買って、発券せずに、いつものICカードで新幹線の改札をタッチするだけで、新幹線に乗れてしまうのです。ICカードは、以下が挙げられてます。
- Kitaca
- PASMO
- Suica
- manaca
- TOICA
- Pitapa
- ICOCA
- はやかけん
- nimoca
- SUGOCA
いつものクレジットカードで購入すれば、そこで貯めているポイントがたまります。ボクの場合は、最近気に入っているamazonカードを使えば、Amazonのポイントが1%分貯まるのです。
領収書的なものも改札から出てくる
改札機にいつものICカードをタッチすれば、ご利用票というものが出てきます。
乗車日時、乗車区間、料金、座席番号が記載されています。
会社の旅費精算にも、基本はこれで対応できるのではないかと思いますが、どうなんでしょう。一応、これで試してみます(やや情報としては細かいのですが)。
どうしてもこのご利用票ではダメという場合は、以下の方法があるようです。
- パソコンやスマホから、領収書を画面に表示(これを印刷するのですかね)
- 駅窓口か車内で領収書発行を申し出る
スマートEXに感動した日のことを忘れない
スマホで予約を確定するのは新幹線に乗る直前ですから、乗り込むまでの間は、やっぱりタイトなんですよね。ほぼ早歩きです。その間に乗車券を発券するという行為が必要となると、発券機の混雑にも不安がよぎるので、ストレスがかかりますしリスクを考えると、ギリギリの時間の新幹線を選択しきれないのです。
その点、スマホで予約して、すぐにいつものICカードで乗れてしまうというスマートEXは、最強に近いです(APPLE PAY-アップルペイ-の人は、スマホでタッチなのでしょうか。これはもっと最強かもしれないが、まぁ定期券にもなってるICカードは持ち歩いてるので十分です)。
発券の手間がなくなるということは、これほどスムースな感覚をもたらしてくれるのですね。
今回も、改札をくぐる1分前に新幹線をスマホで確定して、昔から使っているICカードで改札をくぐったのですが、何の問題もなかったです。このICカードには、ここまでの乗車と座席を認めてやるという情報が、スマホから改札機に即座に伝わり、そして、そのICカードがタッチされたら、その情報が印字されて出てくる。素晴らしいですよ。これは。
すごいなあ。すごいなあ。と、口に出しながら、指定席のある車両へ向かったこの日のことを、いつかボクの子供達は当たり前やんというのでしょうが、ボクはこの日を忘れずにいようと思います。