Voyage of Life

3人の子育てパパが日常と読書から学んだコト

「リメンバーミー(ディズニー・ピクサー)」の映画ノート

こんばんは。おうち時間もまだまだ続きそうな今日この頃。

最近は、家族で映画を観まくっている、ぐもじんです。

今日は、ピクサー製作の映画「リメンバー・ミー」を観ました。

リメンバー・ミー (字幕版)

 

メキシコの死者の日を題材にしたストーリーでしたが、何気なく観はじめたものの、あっというまに、その映像・音楽の凄さとストーリーの素晴らしさに引き込まれていきました。

 

家族の素晴らしさがテーマなので、この特別すぎるゴールデンウイークGWに、家族みんなで観る最高の映画だと、ボクは思います。間違いない。

ネタバレを含むので、よし観ようという方は、ここまでで・・

 

息を飲む圧倒的な映像の美しさ

 

3次元の立体的なアニメーションは、非常に繊細で自然でした。

さすが、ピクサー。

 

表情、しわ、肌の産毛、髪の毛

ろうそくの光、街のネオン

アレブリヘと呼ばれる、不思議な動物たちの色使い。

マリーゴールドでできた光る橋。

 

これらは、本当にリアルだし、かつ、そのスケールの大きさは、むしろ実写では実現できないほどに、リアルなわけです。

決して気を衒うようなストーリーではないわけですが、それを圧倒的なスケール感のある映像と音楽で見せてくれることで、心が完全に揺さぶられました。

 

耳に残る音楽と歌声

少年ミゲルは、どんな歌声を聞かせてくれるのだろう。

そう思いながら、なかなか歌ってくれないわけですが、勇気を出して少年ミゲルがみんなの前で歌とギターを披露し始めたとき、本当に、楽しい気持ちになりました。

ああ、音楽って、素晴らしいなと。

 

リメンバー・ミ〜。

アナ雪を手掛けたロペス夫妻が作詞作曲なんですね。

 

好きなことを諦めないということ

ミゲル少年が、音楽が好きだという強い気持ちが、ものすごく伝わってきました。

それなのに、音楽禁止という理不尽な家族のしきたり。

 

うちの子供たちは、何を感じたでしょうか。

そんなになってまで好きなことって、なかなか無いかもしれませんが、最終的には、ミゲルは、音楽を捨てる覚悟で、家族を守ることを選びました。

 

結局、その音楽こそが、家族を守ったわけですが。

 

死者を祭ることの大切さ

メキシコでも、日本のお盆と同じような慣習があるとは聞いていましたが、それをこんなに美しく描きながら、大切なことを、楽しく、子供たちに伝える物語を作るなんて、天才かよと思いました。

祭壇に写真があるならゲートを通れる。USJみたいに。なんて素晴らしいアイデアなんだろ。

 

ボクも、お盆の飾り付けとか、そういう風習、もっと大切にしたいなと思いました。

あんな風に、すぐそばに精霊が、みんなに会いたいという想いで帰ってきているかもしれない。

死んじゃった母さんや、おばあちゃんたちに、会える日なんだなあ。

 

覚えている限り生きているんだ

死者の世界からも、また消えていく人がいるということがわかったとき、ボクの息子が、なんでまた死ぬん?と聞きました。

その答えは、その直後にありました。

忘れられた人は、2度死ぬということです。

 

このコンセプトは、うちの母が急になんの前触れもなく死んでしまったあと、自分を支える考え方を探して探して、やっとたどり着いたものでした。

(こちらの記事もぜひどうぞ。→人生の転機「母よ、ありがとう」

 

思い出せるということは、

心の中で生きているということなんだよ。

 

というものです。

 

どこで生きているか?形があるかどうか?

まあ、それは、百歩譲ればどうでもよくて、

思い出せるということは生きているということなんだ。

ちょっと寂しいけどさ。

 

まとめ

なんとなく、ガイコツが出てくる話なんでしょ。

そんな先入観しかなかったわけで、今回、子供たちが観ようと言ってくれなければ、観ることはなかったかもしれない作品でした。

先日、お試しで、ディズニーデラックス Disney  DELUXEに入ったので、無料で観れたのですが、このDisneyDeLUXEは、映像がものすごくキレイな気がします。

この映画には、ぴったりでした。できるだけ、大画面で観たいですね。

 

お題「#おうち時間