子育てや介護に苦労しないで多様な働き方ができる社会を実現し、生産性を高めてさらなる経済成長につなげる考えだ。日本経済新聞
ラグビー選手やサッカー選手が世界で活躍するには英会話能力が必須
審判とのコミュニケーション
日本代表のリーチ主将は次期代表キャプテンの条件として、英会話能力が必須であるとの考えを示した。(中略)南アフリカ戦とサモア戦では主審と良好な関係を築き、スクラムや密集で相手が反則を取られやすい状況をつくった。「英語をしゃべれないと苦労する。勝った要因でもある」と言い切った。(ラグビー主将 英語力が勝因(2015年10月14日(水)掲載) - Yahoo!ニュース)
宮本恒靖は、サッカー界きってのインテリジェンスで知られる。最終ラインからチームを統率するリーダーシップに加えて、高い語学力で外国人審判とコミュニケーションを取ることも得意とした。シビアな国際試合を戦う代表チームの主将として、抜群の信頼感を獲得していた一人だ。
海外チームメイトとのコミュニケーション
「昨季の本田はチームメートとの関係が冷え切っていたが、今は完全に溶け込んでいる。チームメートやインザーギ監督とも直接、会話できるし、もうロッカールームでも独りではない」と明かした。専属広報のバックアップでコミュニケーション能力が向上したことが好調を支えている。(4戦3発の本田、好調の陰に語学力向上!専属広報が“後押し” ― スポニチ Sponichi Annex サッカー)
これからの時代に求められる語学力
社会保険料を下げるためには3月から5月の残業をヘタに増やさない方がよい
年間の社会保険料は4〜6月の給料で決まる
厚生年金保険では、被保険者が受け取る給与(基本給のほか残業手当や通勤手当などを含めた税引き前の給与)を一定の幅で区分した報酬月額に当てはめて決定した標準報酬月額を、保険料や年金額の計算に用います。
現在の標準報酬月額は、1等級(9万8千円)から30等級(62万円)までの30等級に分かれています。
また、毎年9月に、4月から6月の報酬月額を基に、標準報酬月額の改定が行われます(定時決定)。
なお、定時決定の算定月以後に報酬月額に大幅な変動(標準報酬月額の2等級以上)があった場合には、標準報酬月額の改定が行われます(随時改定)。
標準報酬月額の区分けはそこそこ粗い
健康保険料も基本は同じ
年金受給額は標準報酬月額プラスボーナスで決まる
年金については、完全に損するわけではありません。
年金を計算する式が日本年金機構のホームページに掲載されています。
平成15年度以降は、標準報酬月額にボーナスも加えて算出された平均標準報酬額が受給額のベースとなるので、標準報酬月額がそのまま年金受給額の増加につながるわけではありませんが、それなりに報酬月額が高くなれば、もらえる年金の額は増えることになります。
ですから、年金に期待するのであれば、逆に、少しでも高い報酬月額にランクインすることを狙い、4〜6月の給料を増やす努力をすることもありです。
一方、健康保険については、受けられる恩恵は同じですから、保険料は低いに越したことはないですね。
まとめ
携帯電話の料金明細に間違いがあった件
やっぱりこういうこともあるんだな、危なかった〜ということがあったので、紹介しておきます。
携帯料金が思ったより増えていた
ネガティブな深読みはその人を信じていない証拠である(麻生大臣発言より)
圧倒的有利な選挙と言われても若者が投票にいかなければならない理由
ハロウィンのトリックオアトリートの意味
我が家にも、ついにハロウィーンという行事が入り込んできました。
近所を、仮想して回って、トリックオアトリートと言えば、お菓子をもらえるらしいのよと、子どもたちは興奮気味で出かけていきました。
お菓子好きの次女は、もう目を輝かしています。
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エボラ出血熱が日本へ入ってくるのは防ぎようがないかも
エボラ出血熱の脅威が止まらない。感染の拡大に対処するためには、この60日が勝負になるということだ。
12月までの60日間が闘いになると語りました。この60日間は、感染者の70%を療養施設に収容し、死亡者の70%を二次感染なく埋葬しなければ、感染拡大は止まらないとしています。
この短期勝負では、とにかく疑わしきは隔離するしかないだろう。
最も一般的な症状は、突然の発熱、強い脱力感、筋肉痛、頭痛、喉の痛みなどに始まり、その後、嘔吐、下痢、発疹、肝機能および腎機能の異常、さらに症状が増悪すると出血傾向となる。検査所見としては白血球数や血小板数の減少、および肝酵素値の上昇が認められる。潜伏期間は2日から最長3週間といわれており、汚染注射器を通した感染では短く、接触感染では長くなる。(エボラ出血熱とは)
しかし、潜伏期間が最長3週間ということなので、症状からは分からない。
続きを読む小学1年生1学級あたり40人にするかもという話
2歳と6歳と8歳の子供たちのすごいダンス動画
アメリカのエネルギー自給率90%に比べて日本のエネルギー自給率は5%以下
「エネルギー自給へ近づく米国」がよくわかるグラフ « WIRED.jp
先日10/17のWIREDの記事にとりあげられていたアメリカのエネルギー自給率やエネルギー消費のグラフが気になったので、チェックしておきたいと思います。
これは、アメリカのEnergy Information Administration(eia)というところが年1回、アメリカのエネルギーの展望をまとめているようで、そこからとってきたグラフのようですね。
Annual Energy Outlook 2014 - Energy Information Administration
気づいたポイントは以下です。
続きを読む少子化を受けて小中学校の統廃合が促進されつつあること
今日の日経新聞の1面には、「小渕経済産業大臣が週明けに辞任へ」というもののほかに、公立小中学校の統廃合を促すような指針の見直しについての記事がありました。
今の指針では、小学校は1学年2-3学級、中学校は4-6学級が標準とのことですが、すでに半数の小中学校がこれを下回っているとのことです。
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中村修二氏の青色LEDによるノーベル賞受賞で考える企業から社員への特許報酬のこれから
中村修二氏をはじめとする3人が青色発行ダイオード(LED)の開発によりノーベル賞を受賞した。このニュースを聞いた途端、中村修二氏の特許訴訟の話を思い出した。
今日は、中村修二氏について思うところを書いてみたいと思う。(トピック「ノーベル賞」について)
☑青色LEDの開発はやはりすごい
青色発光ダイオードの実用化によって、ようやくLEDで白い光を作れるようになり、これが省エネに大きく貢献するLEDの実用化を加速させた。
そういう意味では、青色LEDは赤色LEDと緑色LEDの3原色のうちの1つであり、赤色と緑色LEDを作った人も大切にすべき存在だとは思う。
単に青色が白色LEDのためのアンカーだったというだけでなく、それが難しい開発だったということが、ノーベル賞受賞の理由なのだろう。
省エネで長寿命。確かに、エジソンが白熱電球を作り上げたレベルに匹敵する大発明なのかもしれない。
☑中村修二氏の独特なスタイル
中村修二氏の独特なスタイルは、以下の記事から読み取れる。
ノーベル賞「青色発光ダイオード」はいかに生まれたのか 中村修二「青色レーザーを生んだ『考える』執念」【1】:PRESIDENT Online - プレジデント
「ノーベル賞」受賞は通過点の一つにしか過ぎない 中村修二「青色レーザーを生んだ『考える』執念」【2】:PRESIDENT Online - プレジデント
おそらく、非常に負けん気が強くて、粘り強い人なんだろうなと。
そして、家族をとても大事にしているっぽい。
それなりにいろいろチャレンジしているし、技術的にすごいものを持っているが、会社ではそれほど評価されなかったということが、怒りに変わり、これが結果的には、爆発的でチャレンジングな研究姿勢を産んだのだと思う。
そして、その怒りは収まりそうにない。
自分はあまりにも世間知らずだった。たしかにこれでは奴隷(スレイブ)だ。索漠たる思いとともに、会社を辞めようという気持ちが徐々に固まっていく。スレイブは、自由な身の市民(シティズン)へと脱皮を願うようになった。「会社に対する愛着とか忠誠心はないのですか」と聞いてみる。中村はあっけらかんとして答えた。 「全くないですね。いまはもう、よくもあんなところに20年間もいたなという感じです」
この発言からは、お世話になった日亜化学工業への感謝とか謙虚さとかは微塵も感じられない。
これだけの偉業を成し遂げたのだから、もう少し発言だけでも謙虚と感謝に満ちたものだったら、それこそもう一段、偉人として認められるだろうにと思うと残念だが、その怒りこそが発明の原動力だったのだから仕方がない。
☑特許訴訟は日本企業での技術者と会社の関係に一石を投じた
これだけのことを成し遂げたのだから、それなりの対価をもらうべきであるということで、彼は自分の会社、日亜化学工業に対して訴訟を起こした。
これについては、以下の記事にわかりやすく書かれている。
訴訟で600億円とも認定されていた中村修二氏の職務発明の対価-ノーベル賞 - 法廷日記
確かに、会社が1200億円とか、そういう利益を得ているのに、2万円の手当てで済まされるというのはおかしい。
結局最後は、彼の功績は5%程度であるという高裁の勧告書により和解されたようであるが、5%ということもないだろうに・・とは思う。
☑しかし、サラリーマンというのはそういうものだ。
しかし、忘れてはいけないのは、なんでもやりますーと言って、サラリーマンになることを選択したことだ。
たいして会社の利益に貢献していない間も、給料をくれつづけた会社への感謝は少しなりとも覚えておくべきだろう。
そして、個人的にはノーリスクで、開発費用を会社から出してもらい、好きな開発をさせてもらったわけだ。
1200億円も、利益を出しておいて、2万円ってことないでしょう?というのは言ってもよいと思うが、そこまで世の中に役立つ何かを生み出すことをサポートしてくれた会社に対して、感謝の念はあってもよいと思う。
☑企業は優秀な技術者を確保しモチベートできる独自ルールを作ればよい
来年には、特許は会社側に帰属し、社員への報酬を義務付けるという法改正がなされようとしている。
社員の発明に報奨義務、法改正へ 特許は会社に帰属 :日本経済新聞
これによって、会社側は「相当の対価」を巡って訴訟を起こされるリスクを減らせるとのことであるが、結局は報酬をどうするのかの議論は残る。ただ、報酬を定めるためのガイドラインのようなものが特許庁により整理されるようだ。
中村修二氏の場合、この報酬(というか、相当の対価)を決めるルールを、会社側と社員側で共有できていなかったから、訴訟に至ったのだろう。
事前に、君たちはすばらしい発明をして、会社がとても儲かったとしても、2%程度しか報酬を与えないからね。という規定が出されていたら、それを分かっていて発明を頑張ったのでしょう?いやだったら、会社辞めたらよかったじゃない という風に、ある意味、スッキリするだろうから、まあ、ガイドラインが出されるというのは良いのかもしれない(大手企業では、ある程度計算ルールが明確になっているが、そうでないところも多いだろうから)。
だから、会社側は、この報酬ルールをうまく設計して、技術屋の底力を引き出すような仕組みをつくればよいのだと思う。優秀な技術屋を確保することにもつながるだろうから。
そして、ボクが気になるのは、中村氏の例(ひとりで結構いろいろやってしまっている)はレアケースであり、大抵は、大きな仕事は一人ではできない。研究はもちろん、研究のきっかけを与えたマーケティングや、大量生産につなげるための設計屋など、あらゆる人が少しずつ頑張って、モノができるのだと思うから、その旨味を発明者が独占してしまうのもどうかと思ってしまう。このあたりの配慮も必要だろう。
まあ、ゼロからイチを生み出せる技術屋は、それだけスゴイということなのだが。
今日は、中村修二氏の青色LEDによるノーベル賞受賞に際して、考えたことを書いてみました。
渋谷で散歩するシロクマ動画を見て考えた広告の未来
渋谷でシロクマが散歩しているという動画が話題になっている。
LALSHとかいう、ロシアのパフォーマンス集団?の仕業らしいが、とてもリアルだ。サーカスか何かみたいだ。
「平和な日本に住んでいる人!私たちが与える恐怖であなたは平和な日常生活により感謝するようになる!」というメッセージは、少し気味が悪いが、こういう出来事が渋谷から関西まで簡単に伝わってしまう時代なのだ。
続きを読む丸紅がミャンマーに計画する最先端石炭火力発電所の建設
丸紅がミャンマーで最新鋭の石炭火力発電所の建設を計画しているという記事を見ました。
☑丸紅が計画している火力発電プラントはどのようなものか?
丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、ミャンマーにおいて環境負荷が低く、エネルギー効率の高い発電技術を前提とした石炭火力発電事業の検討を始めることでミャンマー電力省と合意し、2014年10月9日に本事業の開発に係る覚書を締結しました。http://www.marubeni.co.jp/news/2014/release/20141010_jpn.pdf
以下の日経新聞の記事にも出ています。
こちらは、もう「建設する」と言い切っていて、上記の丸紅のホームページの「事業の検討を始める」というものと、少しトーンが違います。
丸紅、ミャンマーで最先端火力発電所 タイにも送電 :日本経済新聞
これらの記事から注目したところ、感じたところは以下の点です。
- 現在のミャンマーの電力需要は180万kW。これに対して、水力発電中心で、今の供給能力は130万kW。電力不足に悩んでいる。電力需要は年7-8%のペースで拡大していく見通し。
- この電力供給量の数字は、以下のサイトとは少し違うようだ。(http://www.jcoal.or.jp/coaldb/shiryo/material/h24_06.pdf)
- 今回の発電所の発電能力は200万kW。しかしその8割はタイに送るらしく、その2割ではまだ足りないかもしれない。
- 2016年建設開始し2020年の運転開始をめざす。
- 総事業費は3500億円だから、17.5万円/kW。石炭火力にしては、そんなに安くない。しかし、効率がよいからすぐ取り戻せるのでしょう。
- 超超臨界圧の石炭火力発電を採用しているので、二酸化炭素排出量が一般の石炭火力よりも2割抑えられるらしい。
- ガスタービンではなく、石炭を選ぶのは、上記サイトにあったとおり、やはり自国で安く自給できるからなのかもしれません。
- これから、三菱日立パワーシステムズやIHIや東芝などのメーカに参画を呼び掛けるということだから、こういうビジネスは値段ありきで枠組みを決めてしまって、その中で、メーカが乗ってくるかどうかというやり方のようだ。
☑超超臨界圧石炭火力発電とは
経済産業省のホームページに、国家プロジェクトとして開発されている超超臨界圧石炭火力発電技術の紹介がありました。
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0001640/034_05_09.pdf
材料技術の進歩が大きいのだと思いますが、ボイラの出口ガスの温度を約700℃、圧力を35MPaという超高温高圧でタービンを回すことで、発電効率が46-48%となり、2割効率が上がる分、CO2排出が抑えられるというわけです。
ただ、このページを見る限り、開発完了が2016年度。
丸紅のプラントがミャンマーに建設開始する時期とほぼ同じだから、すごいスピード感ですね。メーカーはついていけるのでしょうか・・。
☑しかし、それでも地球温暖化が加速していく
こうした動きは、インドネシアでも活発なようですね。
http://eneken.ieej.or.jp/data/3942.pdf
こういう発展途上国の電力需要がどんどん増えていくなかで、やっぱり、いくら最新鋭とはいえ、石炭火力が採用されていく状況を考えると、やっぱり地球温暖化の問題が気になってしまいます。
こういう国では、再生可能エネルギーとかを選択する余裕は、まだないのでしょうね。とにかく、早く安く電気に困らない状態にしたい。地球がどうのというところまで考えられない。石炭もそれなりに自給できる国だったら、なおさらです。
せっかく日本が売り込むんなら、温暖化ガスをぐっと抑えれる発電システムを提案できないものかと思うのですが、結局、安い発電所が選ばれてしまうのが現実です。
技術革新がなければ、地球はますます温暖化していってしまうでしょう。
なんとかならないものか。。
今日は、いじょうでーす。